電子情報通信学会 研究会発表申込システム 研究会 詳細情報 |
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開催案内 | |||||||||||||||
近年では三次元プリンタの発達に伴い,高精度な業務用のみならず個人で購入できる安価な機器も登場し,個人でモノを製作するパーソナルファブリケーションが流行りつつあります.個人で製作したモノをインターネット上で公開するだけではなく,その製作した三次元データ,電子回路パターン,制作過程のビデオなどもアップロードされ共有されているために,今後これらのデータを扱えるパターン認識・メディア理解技術が重要となってくると予想されます.このような時代に,パターン認識・メディア理解の分野からどのように貢献していけるかについて研究会では考えてみたいと思います.また,三次元プリンタに利用される三次元データは実世界から取得し,データ化する必要があり,従来,パターン認識やメディア理解の分野でも活発に議論・研究されてきた実世界の三次元化,理解技術もますます重要になってくると考えられます. さらに,日本はすでに人口の4人に1人が65歳以上の高齢者となっており,2035年には人口の3人に1人が高齢者になると推計されています.このように日本の高齢化・介護対策は急務であり,待ったなしの状況になっております.この研究会では,高齢化・介護に関して,パターン認識・メディア理解の分野からどのように貢献していけるかについても,議論を深めていきたいと思います.例えば,寝たきりの方の状況を的確に把握する技術,家族から離れて住んでいる独居老人を見守る安心安全技術,体の不自由な方の意図や意思を即座に読み取り理解し,情報・物理支援する技術などが考えられます.また,近年ではスマートウォッチやリストバンド型の日常行動モニタリング装置が安価で販売され,健常者であっても自らの状態をリアルタイムで把握し,インターネット上にアップロードし共有する状況となっております.こうしたデバイスから獲得した膨大なデータの利活用はパターン認識・メディア理解が重要な役割を果たせるでしょう. 本研究会では,これらのテーマに関係する分野の最先端でご活躍の方々をお招きし,研究をご紹介いただく特別講演を企画します.また,上記のパーソナルファブリケーション・ウェアラブル・高齢化/介護などのパーソナルな技術とパターン認識・メディア理解分野に関わるオーガナイズドセッションも実施いたします.一般セッションも含めた研究発表を今回は募集しておりませんのでご注意ください.さらに,本研究会はCEATECJAPAN 2015との連携企画として,昨年と同様にCEATEC展示会場での見学時間を十分に確保したプログラムとする予定です.皆様の積極的なご参加をお待ちしております. |
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