電子情報通信学会 研究会発表申込システム 研究会 詳細情報 |
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開催案内 | |||||||||||||||
医用画像処理の大きな目標の一つは,医用画像中に写っている 全ての解剖構造について,その領域を確定することです.各臓 器のおおよその位置や大きさを推定することも重要ですが,さ らには各臓器の境界をボクセルの精度で決定する必要がありま す.体内では多様な形状を持つ様々な臓器が隣接して配置され ているため画像中のエッジや尾根線の情報だけに基づき領域を 確定することは容易ではありません.また,病変のように出現 部位や形状の予測が容易ではない対象についても領域を確定す る必要があります.これらの困難を背景として,医用画像処理 の分野においては,解剖構造に関する統計モデルを積極的に活 用する画像処理技法が盛んに研究され,発達してきました. そこでPRMU研究会,MI研究会,IE研究会,SIP研究会の合同研究 会では,解剖構造の統計モデルを利用する医用画像処理法を中 心に,統計モデルの構築法や対象の表現方法,また統計モデル に基づく画像処理法に関して,広く皆様からの研究発表を募集 いたします.また,テーマに関連する特別講演も予定しており ます.統計モデルを利用する画像処理法にとどまらず,機械学 習や推論法などの数理的側面に関する議論や,診断・治療を見 据えた実システムの報告など,多岐にわたる議論が展開される ことを期待しています. あわせて,医療に関連の深い「社会福祉」にも焦点をあて,関 連する研究を募集いたします.昨今では,少子高齢化社会を迎 え,介護負荷をはじめとする問題が取り沙汰されるなか,福祉 ロボットスーツ,ウェアラブルセンサ,遠隔モニタリングシス テムなどの実用化が着実に進んでいます.生活を支援し,豊か にする技術,特に,実用化に向けてのシステム的アプローチを 含め,実利用を意識した研究発表を通して,幅広く議論したい と思います. |
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