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 スケジュール情報
研究会 PRMU
開催日 2011-10-06 - 2011-10-07
会場 幕張メッセ
発表申込締切日 2011-07-08
議題 PRMUの拓く未来:Webスケール時代のパターン認識

 開催案内

★パターン認識・メディア理解研究会(PRMU)
専門委員長 山田 敬嗣 (NEC)
副委員長 栄藤 稔 (NTTドコモ), 大町 真一郎 (東北大)
幹事 玉木 徹 (広島大), 藤吉 弘亘 (中部大)
幹事補佐 飯山 将晃 (京大), 関 真規人 (三菱電機)

【日時】10月6日(木)7日(金)
【場所】幕張メッセ(CEATEC会場)
【申込締切】7月8日(金)
【テーマ】「PRMUの拓く未来:Webスケール時代のパターン認識」

一億台ものコンピュータが連携して地球規模でサービスを提供するクラウドが出現
して以来,情報の共有が人間ネットワークを介して瞬時に行われるソーシャルメディ
アが生まれ,さらには散在する情報を幅広く収集しそれを価値化して提供するという
情報の社会化の時代を迎えようとしています.3月11日の東日本大地震をきっかけに,
地球規模の気象・環境・生態系,経済活動・人の動きを認識することに注目が集まっ
ています.これらの分野に対する注目は一過性のものではなく,ネットワークの進化
や経済発展と 環境への関心が高まるにつれ,今後も引き続き発展することが考えら
れ,ここに,パターン認識・メディア理解技術が貢献できると考えられます.
そこで,10月のPRMU研究会では,「PRMUの拓く未来:Webスケール時代のパタ
ーン認識」という大きなテーマで開催し,「ソーシャルメディア」,「クラウド」,
「地球環境」,「経済活動」の4つの分野におけるパターン認識研究のあるべき姿を
議論いたします.
mixi,twitterやfacebookに代表される「ソーシャルメディア」は,個人や場所に
関する情報は当然ながら,個人間の関連情報やネットワークへのアクセス状況など実
生活に密接した情報を有すると考えられます.twitterには「つぶやき」自身が有する
情報だけではなく,自然言語処理を用いて自動でつぶやきを行うシステムの開発も行
われています.また,Web上にデータを収集する,あるいは,データを処理する「ク
ラウド」によって,利用者は無意識に多量の画像・音声などのメディアをWeb上に保
持したり共有することが可能になりました.これにより,例えば,手元に大量のデー
タベースを持たなくとも,大規模な情報に対する検索を行えるなど,生活するうえに
おいて,人間の第二の脳ともいえる存在になりつつあります.これらは,今後生活の
一部と成り得る勢いがありますが,そのためには情報のつながりや検索などパターン
認識・メディア理解技術の貢献するところが多いことはいうまでもありません.
地球規模の環境変化をターゲットとする「地球環境」については,例えば,CO2や
電力を削減するための高効率な電力ネットワークを制御や,地球を衛星で捉えた信号
を解析することで,単に可視の画像情報を利用するだけではなく,赤外光,あるいは,
マイクロ散乱計を用いた降雨量を測定が可能となります.これらを適切に制御・予測
するためには電気工学,気象工学などの分野で得られる知見に対して,パターン認識
・メディア理解の技術を積極的に適用することで,地球規模の環境貢献へとつながる
ため,産官学いずれにおいても重要なテーマと位置づけられます.
我々の日常生活に密接に関連する「経済活動」については,デジタルサイネージな
ど消費者の購買行動を促すようなアプローチや,消費者の購買パターンを分析するこ
とで得られる消費者心理に関連することなど,人間の購買行動を促し経済を発展させ
るための研究や,グローバルな企業運営に必ず伴う為替リスクを最小にする金融工学
と呼ばれる分野への研究が数多く行われています.これらの研究の根底には,認識・
理解技術が密接に関連しているため、認識・理解技術は,今後の経済発展のドライバ
と成り得ると考えられます.
本研究会では,これらの分野の最先端で活躍されている方々をお招きし,その研究
を紹介していただく特別講演も企画しております.また,本テーマセッションのほか,
一般セッションの発表も受け付けます.さらに,同一会場にて,最新のコンシューマ
デジタル技術に触れることができるCEATEC 2010 も開催されておりますので,多数
のご投稿,ご参加をお待ち申し上げております.


テーマ担当:
栄藤 稔(NTTドコモ),藤吉 弘亘(中部大),石井 育規(パナソニック),
仙田 修司(NEC),喜多 泰代(産総研),亀田 能成(筑波大),山口 修(東芝)

【発表申込先】下記研究会発表申込システムからお申込み下さい。
http://www.ieice.org/jpn/ken/kenmoushikomi.html【問合先】
飯山 将晃(PRMU研究会幹事補佐/京都大学)
TEL: 075-753-3424, FAX: 075-753-3424
E-mail: prmu-submit@mail.ieice.org


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