| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2005-03-04 09:00
TCPオーバーレイネットワークにおける障害対策の一検討
○山口一郎・下西英之・村瀬 勉（NEC） |
| 抄録 |
（和） |
我々は、TCP通信高速化やセッションレベルの品質制御を実現するため、TCPオーバーレイネットワークを提案している。TCPオーバーレイネットワークとは、網内にTCP中継ノードを配置して、TCPコネクションの中継を行う通信方式である。TCP中継ノードは、送信端末に対して受信確認応答済みのパケットを保持するため、このノードにおいて障害が発生した場合、これらのパケットが破棄されることで通信が継続できなくなる可能性がある。この場合、プロトコル的には障害が認識されないため、送受信端末間で長時間セッションを維持したまま通信停止の状態が長く続くことになる。そこで本稿では、TCP中継ノード障害時に発生する問題点を明らかにし、その対策方法を提案する。提案方式では、あるTCP中継ノードの障害時に、近隣のTCP中継ノードが通信継続不可能なTCPセッションを識別して強制切断することで、長時間の通信停止状態を回避する。提案方式の実装評価を行い、長時間にわたって通信が停止するTCPセッションが切断されることを確認した。 |
| （英） |
We study TCP overlay networks to realize, for example, high-speed communications and QoS control at a session layer without modifying the underlying IP networks. In TCP overlay networks, a user TCP session is terminated at a TCP relay proxy and it is relayed by specialized TCP sessions providing specific services. Since a TCP relay proxy holds segments already acknowledged to the senders, disappearance of those segments due to a failure of the proxy arise a long silent pause of the communication. In this paper, we discuss the issues of the TCP relay proxy failures and propose a solution for the issue. In the proposed scheme, TCP sessions which pass through the failed proxy and are unavailable to continue are reset by neighboring proxies so that the communication can be restart immediately after the failure. We have implemented the proposed scheme and confirmed that such TCP sessions are properly reset by neighboring proxies. |
| キーワード |
（和） |
TCP / 中継 / ステートフル / 障害対策 / / / / |
| （英） |
TCP / Proxy / Stateful / recovery / / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 104, no. 690, NS2004-257, pp. 69-72, 2005年3月. |
| 資料番号 |
NS2004-257 |
| 発行日 |
2005-02-25 (NS, IN) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
NS IN |
| 開催期間 |
2005-03-03 - 2005-03-04 |
| 開催地（和） |
残波岬ロイヤルホテル（沖縄） |
| 開催地（英） |
Okinawa Zanpa-misaki Royal |
| テーマ（和） |
一般 |
| テーマ（英） |
Network Systems, Information Network, etc. |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
NS |
| 会議コード |
2005-03-NS-IN |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
TCPオーバーレイネットワークにおける障害対策の一検討 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
A Study for Fault Tolerant system on TCP Overlay Networks |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
TCP / TCP |
| キーワード(2)（和/英） |
中継 / Proxy |
| キーワード(3)（和/英） |
ステートフル / Stateful |
| キーワード(4)（和/英） |
障害対策 / recovery |
| キーワード(5)（和/英） |
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| キーワード(6)（和/英） |
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| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
山口 一郎 / Ichiro Yamaguchi / ヤマグチ イチロウ |
| 第1著者 所属（和/英） |
日本電気株式会社 (略称： NEC)
NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
下西 英之 / Hideyuki Shimonishi / シモニシ ヒデユキ |
| 第2著者 所属（和/英） |
日本電気株式会社 (略称： NEC)
NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
村瀬 勉 / Tutomu Murase / ムラセ ツトム |
| 第3著者 所属（和/英） |
日本電気株式会社 (略称： NEC)
NEC Corporation (略称： NEC) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第4著者 所属（和/英） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第19著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 所属（和/英） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2005-03-04 09:00:00 |
| 発表時間 |
20分 |
| 申込先研究会 |
NS |
| 資料番号 |
NS2004-257, IN2004-257 |
| 巻番号（vol） |
vol.104 |
| 号番号（no） |
no.690(NS), no.692(IN) |
| ページ範囲 |
pp.69-72 |
| ページ数 |
4 |
| 発行日 |
2005-02-25 (NS, IN) |
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