講演抄録/キーワード |
講演名 |
2005-07-21 15:05
メタリング署名 ○岡崎裕之(京都コンピュータ学院)・境 隆一(阪電通大)・笠原正雄(阪学院大) |
抄録 |
(和) |
一般的に,ディジタル署名方式では秘密鍵を用いて公開鍵を計算する.
メッセージに署名を行うには,メッセージと秘密鍵を用いて署名文を計算する.公開鍵,署名文は
ともに秘密鍵をもとにして計算されたものである.
そこで我々はある署名方式の署名文を,公開鍵として用いることができるような
署名方式,メタ署名について検討を行った.メタ署名とは,ある署名方式
(基本署名方式)の署名文を公開鍵として用いて,その署名文の署名者のみが新たな
メッセージに署名を行えるような署名方式である.
本論文ではまず基本署名,メタ署名ともにリング署名であるようなメタリング署名の
概念の提案を行う.さらにメタリング署名の実現例として基本署名方式とメタ署名方式の
双方をリンカブルリング署名の一種であるLSAG署名を用いて実現したメタLSAG署名を提案する. |
(英) |
In this paper, we propose a new concept ``Meta Ring Signature''.
Suppose that a signature text work as a public key,
we may achive a new digital signature ``Meta Signature'' such that,
the signer of a signature text, in this paper we call basic signature,
can sign on to another message by using the basic signature text as the
public key of Meta signature scheme. |
キーワード |
(和) |
ディジタル署名 / 署名文を公開鍵として使う / 匿名性 / リング署名 / / / / |
(英) |
Digital Signature / Signature Text As Public Key / Anonymity / Ring Signature / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 105, pp. 201-204, 2005年7月. |
資料番号 |
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発行日 |
2005-07-14 (ISEC, SITE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
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