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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-23 11:35 実耳装着型2マイクロホンを用いたサラウンド評価システムの構築 ○太田貴仁・降旗建治（信州大）  EA2009-71 |
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| 抄録 | （和） | 本報告では，サラウンド評価システム構築の先駆けとして，実耳装着型2マイクロホンの試作を行い，これを用いた音響計測を行った．この2マイクロホンの特徴は，ヒトの外耳道に挿入できるように音響管（直径6 mm，内径4 mm，長さ14 mm）を利用し，その音響管に3mm径の2つのマイクロホンを壁に埋め込み9mm間隔でside-by-side配置し，外耳道入口側Mic.2および鼓膜側Mic.1のマイクロホンを同時計測することで外耳道伝達関数を求められることである．本音響計測の目的は，各個人で形状の異なる頭部や耳介などの影響を明らかにすることである．実験は，鼓膜位置での伝達関数が明確な自作ダミーヘッドを利用して，実耳装着型2マイクロホン法で外耳道伝達関数を導き，それから得られた推定鼓膜位置音圧と実測鼓膜位置音圧を比較した．結果から，実測鼓膜位置での共振周波数は，1,645 Hz (62.1 dB), 8,237 Hz (47.8 dB) および反共振周波数は 7,180 Hz (29.5 dB)であるのに対し，推定鼓膜位置での共振周波数は，1,614 Hz (57.8 dB), 4,748 Hz (52.3 dB), 8,332Hz (43.2 dB) および反共振周波数は 3,547 Hz (28.2 dB), 7,585Hz (35.0 dB) であることがわかる．本実耳装着型2マイクロホンは，4,748 Hzのピークと3547 Hzのディップでずれが生じた以外，良く推定できていると言える． |
| （英） | The problem of estimating the sound pressure level (SPL) generated at individual eardrums is experimentally investigated using an artificial head. In this paper, a real-ear insert microphone probe was developed using an acoustic tube (the diameter; 6mm, the inside diameter; 4mm, and the length; 14mm). Two microphones (the diameter; 3mm) were arranged side-by-side at the interval of 9 mm. The SPL at the position of ear drum was estimated by the transfer function of the artificial head which inserted the microphone probe. From the results, on the one hand, the resonance frequency and the SPL of the measured data using the artificial head are 1,645 Hz (62.1 dB), 8,237 Hz (47.8 dB). The anti-resonance frequency and the SPL is 7,180 Hz (29.5 dB). On the other hand, the resonance frequency and the SPL of the predicted data by two-microphone method of the acoustic tube using the artificial head are 1,614 Hz (57.8 dB), [4,748 Hz (52.3 dB)] and 8,332Hz (43.2 dB). The anti-resonance frequency and the SPL are [3,547 Hz (28.2 dB)] and 7,585Hz (35.0 dB). We see that the two-microphone method of the acoustic tube can predict the SPL generated at individual eardrums. | |
| キーワード | （和） | サラウンド / 実耳 / 2マイクロホン / side-by-side / 外耳道伝達関数 / 鼓膜位置 / 音圧推定 / |
| （英） | Real-ear / side-by-side / transfer function / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 240, EA2009-71, pp. 89-94, 2009年10月. | |
| 資料番号 | EA2009-71 | |
| 発行日 | 2009-10-15 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2009-71 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA |
| 開催期間 | 2009-10-22 - 2009-10-23 |
| 開催地（和） | 長岡技科大 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 一般（応用／電気音響） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2009-10-EA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 実耳装着型2マイクロホンを用いたサラウンド評価システムの構築 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Construction of a Surround Sound Evaluation System using a Real-ear Insert Microphone Probe. |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | サラウンド / Real-ear |
| キーワード(2)（和/英） | 実耳 / side-by-side |
| キーワード(3)（和/英） | 2マイクロホン / transfer function |
| キーワード(4)（和/英） | side-by-side / |
| キーワード(5)（和/英） | 外耳道伝達関数 / |
| キーワード(6)（和/英） | 鼓膜位置 / |
| キーワード(7)（和/英） | 音圧推定 / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 太田 貴仁 / Takamasa Ota / オオタ タカマサ |
| 第1著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 降旗 建治 / Kenji Furihata / フリハタ ケンジ |
| 第2著者 所属（和/英） | 信州大学 (略称： 信州大) Shinshu University (略称： Shinshu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-23 11:35:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2009-71 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.240 |
| ページ範囲 | pp.89-94 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-10-15 (EA) |
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