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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2019-03-01 13:45 GHz帯における損失を含む差動線路のFDTD解析に関する一検討 ○山極大葵（長野高専）・富岡雅弘（秋田大）・北原 廉（長野高専）・中村 篤（UTI）・萓野良樹（電通大）・春日貴志（長野高専）  EMD2018-66 エレソ技報アーカイブへのリンク：EMD2018-66 |
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| 抄録 | （和） | 本研究では，GHz帯における差動線路の伝送特性の解析精度を向上させるため，基板材料の誘電損失をFDTD法に組み込んだ解析手法を確立し，差動線路の通過特性$S_{dd21}$に与える影響について検討した．実基板の誘電損失は平衡型円板共振器により測定し，FDTD法に組み込んだ．ベクトルネットワークアナライザによる実測と，FDTD法により算出した通過特性は一致した．実基板の誘電損失をFDTD法に組み込むことで，実際に生じている電磁界現象を正しく解析できる電磁界解析が可能である．FR-4基板とBT樹脂の違いについては，線路長が100mmの場合，FR-4の差動線路の通過特性は20GHz帯域で約8dB，BT樹脂は約4dB減少することが分かった．また，基板内部ではZ方向の電界が主成分であった．GHz帯域での解析には，平衡型円板共振器により測定した複素誘電率が必要不可欠であるといえる． |
| （英） | In this research, analysis method incorporating dielectric loss of actual substrate into FDTD method is established in order to improve the analysis precision of the transmission characteristics of the differential line at GHz band, and the influence on the pass characteristic $S_{dd21}$ of the differential line is investigated. The dielectric loss of actual substrate is measured by balanced disk resonator and incorporated to Finite-Difference Time-Domain (FDTD) method. The result of pass characteristics measured by Vector Network Analyzer (VNA) and calculated by FDTD method are agreement. Since the dielectric loss of actual substrate is incorporated to FDTD method, it can be possible to get accurate analysis coincided with actual electromagnetic field phenomenon. When the length of the line is 100mm, pass characteristics of the FR-4 decrease about 8dB and of the BT Resin is about 4dB at 20GHz band. The electric field of the Z component is dominant in the substrate. The complex permittivity measured by balanced disk resonator is necessary to calculate at GHz band. | |
| キーワード | （和） | FDTD法 / 基板材料 / 誘電損失 / 差動線路 / 伝送特性 / / / |
| （英） | FDTD Method / Substrate Material / Dielectric Loss / Differential Line / Transmission Characteristics / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 118, no. 462, EMD2018-66, pp. 35-39, 2019年3月. | |
| 資料番号 | EMD2018-66 | |
| 発行日 | 2019-02-22 (EMD) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMD2018-66 エレソ技報アーカイブへのリンク：EMD2018-66 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMD |
| 開催期間 | 2019-03-01 - 2019-03-01 |
| 開催地（和） | 電通大附属図書館３０６室 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | ショートノート（卒論・修論特集） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMD |
| 会議コード | 2019-03-EMD |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | GHz帯における損失を含む差動線路のFDTD解析に関する一検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Study on FDTD Analysis Method of Differential Lines Including Dielectric Loss at GHz Band |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | FDTD法 / FDTD Method |
| キーワード(2)（和/英） | 基板材料 / Substrate Material |
| キーワード(3)（和/英） | 誘電損失 / Dielectric Loss |
| キーワード(4)（和/英） | 差動線路 / Differential Line |
| キーワード(5)（和/英） | 伝送特性 / Transmission Characteristics |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山極 大葵 / Taiki Yamagiwa / ヤマギワ タイキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 長野工業高等専門学校 (略称： 長野高専) National Institute of Technology, Nagano College (略称： NIT, Nagano College) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 富岡 雅弘 / Masahiro Tomioka / トミオカ マサヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 秋田大学 (略称： 秋田大) Akita University (略称： Akita Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 北原 廉 / Ren Kitahara / キタハラ レン |
| 第3著者 所属（和/英） | 長野工業高等専門学校 (略称： 長野高専) National Institute of Technology, Nagano College (略称： NIT, Nagano College) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 中村 篤 / Atsushi Nakamura / ナカムラ アツシ |
| 第4著者 所属（和/英） | アルティメイトテクノロジィズ株式会社 (略称： UTI) Ultimate Technologies Incorporated (略称： UTI) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 萓野 良樹 / Yoshiki Kayano / カヤノ ヨシキ |
| 第5著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 春日 貴志 / Takashi Kasuga / カスガ タカシ |
| 第6著者 所属（和/英） | 長野工業高等専門学校 (略称： 長野高専) National Institute of Technology, Nagano College (略称： NIT, Nagano College) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2019-03-01 13:45:00 |
| 発表時間 | 15分 |
| 申込先研究会 | EMD |
| 資料番号 | EMD2018-66 |
| 巻番号（vol） | vol.118 |
| 号番号（no） | no.462 |
| ページ範囲 | pp.35-39 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2019-02-22 (EMD) |
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