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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2019-10-31 09:20 複素モデルによる非線形歪の補償と動作 ○市吉 修（HNB21C）  SANE2019-46 |
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| 抄録 | （和） | 増幅器の非線形歪は通信回路の深刻な特性劣化をもたらす事がある。振幅及び位相変化の激しいOFDM変調などには特に劣化が甚だしい。非線形回路の線形等化法としてPre-distortion方式が有効である[1,2]。Pre-distortionを行うには予め通信回線の非線形特性を知る必要があるがそれは多くの場合利用できるとは限らない。更に開ループ構成なので従来のpre-distortion方式では通信路特性の経時変化に対応する事は困難である。そこで筆者は帰還路を設けて通信路の非線形歪を負帰還制御する方法を考案した[3]。この方法は対象となる通信路の非線形特性に関する詳細な予備知識が無くても広汎な通信系の非線形特性に適用できると共に経時変化にも自動的に追随して補償を行う事ができる。更に帰還系であるにも関わらず帰還路の遅延の影響がなく任意の伝送速度の変調信号に対応可能である。例えば長大な衛星通信の伝搬遅延を含む系にも適用可能である。 他方上記帰還型Linearizerの動作設計の為には通信路の非線形性の正しい理解が有効である。筆者は増幅器の非線形特性を信号振幅によって変わる利得および遅延特性として捉える複素増幅器モデルを考案し解析を行った[4]。そこでは時間相関による信号成分の定義に基づき、入力信号成分とそれとは無相関な歪成分の動作解析を行った。また回路の浮遊容量のモデルに基づき増幅器の非線形性が生じる原因についても考察した。本稿においては上記複素モデルに基づき、Pre-distortionの機構を解析し、帰還型線形化回路の構成と動作について簡潔な表現を得たので報告する。 |
| （英） | Nonlinear distortions of amplifiers can bring serious degradations in communication. A practical linearization method to reduce the nonlinear distortion is pre-distorter [1,2]. The conventional pre-distorters require the knowledge in advance about the nonlinear performances of the amplifiers in communication links, which is not available in many applications. As they are of open loop circuits, they cannot follow the changes of the nonlinear properties of the amplifiers in time either. In order to solve those problems the author proposed a negative feedback linearizer for non-linear amplifiers based on a complex model a few years ago [3]. The negative feedback linearizer can not only cope with wide varieties of nonlinear properties of the amplifiers without the advance knowledge of the communications paths but also can follow the changes of parameters in time. The method is also applicable to cases with large paths delays. The proposed method is based on a complex model of nonlinear amplifiers. The model is analyzed based on a stray capacity theory modeled as the balance between electrical and mechanical forces in the stray capacitors. |
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| キーワード | （和） | 非線形歪 / AM/AM / AM/PM / 複素モデル / 信号相関 / 飽和 / Saleh model / 浮遊容量 |
| （英） | Non-linearity / AM/AM / AM/PM / Stray capacity / Hooke's law / Elasticity / saturation / Saleh model | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 119, no. 255, SANE2019-46, pp. 1-6, 2019年10月. | |
| 資料番号 | SANE2019-46 | |
| 発行日 | 2019-10-24 (SANE) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SANE2019-46 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SANE |
| 開催期間 | 2019-10-31 - 2019-11-01 |
| 開催地（和） | 韓国（済州島） |
| 開催地（英） | KOREA (Jeju) |
| テーマ（和） | ICSANE2019 |
| テーマ（英） | ICSANE2019 |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SANE |
| 会議コード | 2019-10-SANE |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | 複素モデルによる非線形歪の補償と動作 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Linearization Method of Non-linear Communication Paths based on A Complex Model |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 非線形歪 / Non-linearity |
| キーワード(2)（和/英） | AM/AM / AM/AM |
| キーワード(3)（和/英） | AM/PM / AM/PM |
| キーワード(4)（和/英） | 複素モデル / Stray capacity |
| キーワード(5)（和/英） | 信号相関 / Hooke's law |
| キーワード(6)（和/英） | 飽和 / Elasticity |
| キーワード(7)（和/英） | Saleh model / saturation |
| キーワード(8)（和/英） | 浮遊容量 / Saleh model |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 市吉 修 / Osamu Ichiyoshi / |
| 第1著者 所属（和/英） | 二十一世紀を楽しく生きよう会 (略称： HNB21C) Human Network for Better 21 Century (略称： HNB21C) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2019-10-31 09:20:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | SANE |
| 資料番号 | SANE2019-46 |
| 巻番号（vol） | vol.119 |
| 号番号（no） | no.255 |
| ページ範囲 | pp.1-6 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2019-10-24 (SANE) |
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