講演抄録/キーワード |
講演名 |
2020-03-04 13:00
コンピテンシー能力を向上するPBLの解析 ○山本雅基(名大)・沢田篤史(南山大)・小林隆志(東工大)・岡村耕二(九大)・宮地充子(阪大)・佐藤和彦(室蘭工大)・奥野 拓(公立はこだて未来大)・粂野文洋(日本工大) SS2019-41 |
抄録 |
(和) |
のようなPBLを行うとどのようなコンピテンシーを育成できるのだろうか?大学学部生を対象にITの実践力を育成するenPiT2では,評価ワーキンググループの活動を通じ,実践力の構成要素であるコンピテンシーがPBLによって効果的に育成されていることを,データに基づいて客観的に確認してきた.一方で,enPiT2には複数のIT分野に複数の大学が参加しており,実施されているPBLの形態は多様である.これまでの分析でPBLの効果は示されたが,どういった教育手法がどのコンピテンシー育成に効果的なのかは必ずしも明らかになっていない.本研究では,PBLの教育手法を分類する4つの観点(競技会の有無,企業講師による指導の有無,開発プロセス準拠の有無,混成チーム開発の有無)を提案する.その上で,各観点による教育効果への影響をコンピテンシー分類ごとに分析する.結果として,他大学の学生と混成チームを作り実施したPBLでは幅広くコンピテンシー育成されるが,競技会の実施では主に対課題基礎力が育成されるなど,PBLの教育手法別に育成されるコンピテンシー分類が異なることが確認された. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
実践的IT教育 / 教育 / enPiT / コンピテンシー / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 451, SS2019-41, pp. 1-6, 2020年3月. |
資料番号 |
SS2019-41 |
発行日 |
2020-02-26 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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