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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2020-10-09 16:10 瞳孔応答を指標とした日本人英語学習者の単語理解度評価 ○平田貴士・三島浩路・深谷圭助・平田 豊（中部大）  HIP2020-50 |
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| 抄録 | （和） | ヒトの瞳孔径は, 外界の輝度変化に応じて変化するだけでなく, 暗算課題などの認知負荷に対しても応答することが知られている. 近年では, 英単語の/l/と/r/の聞き取り可否と瞳孔応答の関係性が明らかにされ, 学習者の瞳孔反応を指標とした新たな学習評価法の可能性が示唆されている. 本研究では, 第2言語習得過程で必須となる単語学習時の瞳孔応答を評価し, 瞳孔を指標とした英単語理解度判定の可能性を検討することを目的とした. ここでは, 新出英単語黙視時の瞳孔応答を, 学習前, 中, 後で比較した. 特に, 学習後のテストで正解した単語と不正解だったものに着目し, 評価した. その結果, ①テスト時の正誤に関わらず, 学習中と学習後では, 学習前に比べ有意に大きな散瞳が見られ, ②テスト時および学習時には, 不正解だった単語において正解だったものに比べ有意に大きな散瞳が見られた. これらの結果は, 従来の英単語理解度評価法である筆記試験を行わなくても, 瞳孔応答から学習者の英単語習得評価が行える可能性を示唆している． |
| （英） | It has been known that the pupil of the human eye responds not only to changes in brightness, but also those in cognitive tasks such as mental arithmetic. A recent study reported that pupillary dilation reflects one’s ability to discriminate English sounds /l/ and /r/. The result suggests that pupillary responses may be used to evaluate leaner's listening comprehension. In the present study, we evaluated pupillary responses during second language (L2) vocabulary learning which is one of the requirements in L2 acquisition. We performed two kinds of comparisons on pupillary responses in total of 9 English learners: ① when silently reading new L2 words in pre-, during, and post-learning phases, ② successfully memorized words and unsuccessful ones after learning new L2 words. As the results, significantly different pupillary responses (dilatation) were observed in both comparisons. These results suggest that quantitative observation of pupillary responses may replace or be employed in parallel with traditional vocabulary tests to make L2 vocabulary learning more efficient. | |
| キーワード | （和） | 学習 / 記憶 / 散瞳 / 英語教育 / 第2言語教育 / / / |
| （英） | L2 learning / word memorization / pupillary dilation / English education / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 120, no. 185, HIP2020-50, pp. 87-92, 2020年10月. | |
| 資料番号 | HIP2020-50 | |
| 発行日 | 2020-10-01 (HIP) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2020-50 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2020-10-08 - 2020-10-09 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 眼球運動（調節，瞳孔を含む），空間知覚（奥行き知覚・運動知覚等），およびヒューマン情報処理一般 |
| テーマ（英） | Eye Movement (including Accommodation and Pupil), Spatial Perception (Depth Perception, Motion Perception, etc.), etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2020-10-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 瞳孔応答を指標とした日本人英語学習者の単語理解度評価 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Pupillary responses as an objective measure of 2nd language words' comprehension for Japanese English learners |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 学習 / L2 learning |
| キーワード(2)（和/英） | 記憶 / word memorization |
| キーワード(3)（和/英） | 散瞳 / pupillary dilation |
| キーワード(4)（和/英） | 英語教育 / English education |
| キーワード(5)（和/英） | 第2言語教育 / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平田 貴士 / Takashi Hirata / ヒラタ タカシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 中部大学 (略称： 中部大) Chubu University (略称： Chubu Univ) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 三島 浩路 / Koji Mishima / ミシマ コウジ |
| 第2著者 所属（和/英） | 中部大学 (略称： 中部大) Chubu University (略称： Chubu Univ) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 深谷 圭助 / Keisuke Fukaya / フカヤ ケイスケ |
| 第3著者 所属（和/英） | 中部大学 (略称： 中部大) Chubu University (略称： Chubu Univ) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平田 豊 / Yutaka Hirata / ヒラタ ユタカ |
| 第4著者 所属（和/英） | 中部大学 (略称： 中部大) Chubu University (略称： Chubu Univ) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2020-10-09 16:10:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2020-50 |
| 巻番号（vol） | vol.120 |
| 号番号（no） | no.185 |
| ページ範囲 | pp.87-92 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2020-10-01 (HIP) |
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