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講演抄録/キーワード
講演名 2021-01-14 14:55
GAWBS雑音の波長分散依存性に関する考察
佐藤耕造管 貴志吉田真人葛西恵介廣岡俊彦中沢正隆東北大OCS2020-30
抄録 (和) 我々はパイロットトーン(PT)を用いた導波音響波型ブリルアン散乱(GAWBS: Guided acoustic-wave Brillouin scattering)位相雑音の補償方式を提案している。今回、本補償方式における光ファイバ伝送路中の波長分散の影響に関する実験および数値解析を行ったのでその結果を報告する。まず、波長分散の異なるULAF (DULAF = 21 ps/nm/km @1538.8 nm)とDSF (DDSF = -1.3 ps/nm/km @1538.8 nm)を用いて、これら光ファイバ伝送路内で生じたGAWBS位相雑音の補償実験を行った。その結果、その補償効果が光ファイバ伝送路に強く依存することが明らかになった。次に光ファイバ伝送路内の波長分散がGAWBS位相雑音の補償効果に及ぼす影響の数値解析を行った。この解析により、波長分散により生じる信号とPT間の群遅延がそれらに重畳されたGAWBS位相雑音間の相関を弱め、GAWBS位相雑音の補償効果を低減させていることが判った。そのため、補償効果を十分に発揮させるためには信号とPT間の群遅延をGAWBS位相雑音成分の周期の半分以下にする必要があることを明らかにした。 
(英) We have proposed the guided acoustic-wave Brillouin scattering (GAWBS) phase noise compensation method with a pilot tone (PT). Here, we describe experimental and numerical results on the influence of chromatic dispersion in the optical fibers on this compensation method. We compared the compensation performance of GAWBS phase noise generated in an ultra-large-area fiber (ULAF) with DULAF = 21 ps/nm/km and a dispersion-shifted fiber (DSF) with DDSF = -1.3 ps/nm/km, and found that the compensation performance strongly depends on the quantity of the chromatic dispersion. The numerical analysis shows that the group delay between the signal and PT due to chromatic dispersion decreases the GAWBS noise correlation between them, which degrades the compensation performance for GAWBS phase noise. It is clarified that, as a condition of effective GAWBS compensation, the group delay between the signal and PT should be less than a half of the period of the GAWBS phase noise component.
キーワード (和) 導波音響波型ブリルアン散乱 / コヒーレント光伝送 / 波長分散 / / / / /  
(英) Guided acoustic-wave Brillouin scattering / Coherent optical transmission / Chromatic dispersion / / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 120, no. 309, OCS2020-30, pp. 18-23, 2021年1月.
資料番号 OCS2020-30 
発行日 2021-01-07 (OCS) 
ISSN Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード OCS2020-30

研究会情報
研究会 OCS CS  
開催期間 2021-01-14 - 2021-01-15 
開催地(和) オンライン開催 
開催地(英) Online 
テーマ(和) コア・メトロシステム,海底伝送システム,光アクセスシステム・次世代PON,イーサネット,光伝達網(OTN),伝送監視制御,光伝送システム設計・ツール,モバイル光連携,一般 
テーマ(英) Core and metro system, Submarine telecommunications system, Optical access system and next generation PON, Ethernet, Optical Transport Network (OTN), Transmission monitoring and control, Design and tool for optical transmission system, Co-operation between optical and mobile, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 OCS 
会議コード 2021-01-OCS-CS 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) GAWBS雑音の波長分散依存性に関する考察 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Study on chromatic dispersion dependence of GAWBS noise 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 導波音響波型ブリルアン散乱 / Guided acoustic-wave Brillouin scattering  
キーワード(2)(和/英) コヒーレント光伝送 / Coherent optical transmission  
キーワード(3)(和/英) 波長分散 / Chromatic dispersion  
キーワード(4)(和/英) /  
キーワード(5)(和/英) /  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 佐藤 耕造 / Kozo Sato / サトウ コウゾウ
第1著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 管 貴志 / Takashi Kan / カン タカシ
第2著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 吉田 真人 / Masato Yoshida / ヨシダ マサト
第3著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 葛西 恵介 / Keisuke Kasai / カサイ ケイスケ
第4著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) 廣岡 俊彦 / Toshihiko Hirooka / ヒロオカ トシヒコ
第5著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) 中沢 正隆 / Masataka Nakazawa / ナカザワ マサタカ
第6著者 所属(和/英) 東北大学 (略称: 東北大)
Tohoku University (略称: Tohoku Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2021-01-14 14:55:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 OCS 
資料番号 OCS2020-30 
巻番号(vol) vol.120 
号番号(no) no.309 
ページ範囲 pp.18-23 
ページ数
発行日 2021-01-07 (OCS) 


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