講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-12-11 13:20
外国語語彙学習のためのテスト理論上の説明性を持つ多義語の用例の重要度の可視化 ○江原 遥(学芸大) ET2021-34 |
抄録 |
(和) |
外国語の語彙学習においては、多く出現する語(高頻度語)ほど学習上重要と一般的に考えられている。
母語話者のテキストに現れやすい語ほど、語学学習者が遭遇する確率が高いので、あらかじめ学んでおく事で、教育上有用である、すなわち、重要であると考えられている。
さて、ところで、こうした高頻度語ほど、同じ形の語なのに違う意味を持つ多義語である事が多い。
語の重要性と同じように、語のそれぞれの用例についても学習上の重要性があるとのぞましいが、頻度のような客観的で有用な尺度がなかった。
そこで、本研究では、語の各用例が、その語の用例の中でどれだけ例外的な用例であるかを考え、テスト理論をもとにした客観的な指標で重要性を説明できる尺度を考える。
そして、この尺度の観点から、学習優先順位の高い語の用例を可視化して学習者に提示する手法を提案する。 |
(英) |
This paper proposes a visualization method for the usages of vocabulary. |
キーワード |
(和) |
語彙学習 / テスト理論 / 例外性 / / / / / |
(英) |
vocabulary / / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 294, ET2021-34, pp. 29-34, 2021年12月. |
資料番号 |
ET2021-34 |
発行日 |
2021-12-04 (ET) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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ET2021-34 |