講演抄録/キーワード |
講演名 |
2024-11-13 17:30
Tiaccoon: コンテナネットワークにおいて複数トランスポート方式で統一的なアクセス制御 ○尾上寛弥・小谷大祐・岡部寿男(京大) IA2024-51 |
抄録 |
(和) |
クラウド環境において広く利用されるコンテナ同士の通信では、他のコンテナやホストと干渉しないよ うに、あるいは管理者の指定したポリシーを満たす通信のみを許可するために適切にアクセス制御する必要がある。 その実現方法としてTCP/IP ベースのコンテナ仮想ネットワークによるアクセス制御が一般的である。クラウド環境 においては、ホスト上で利用可能なトランスポート方式に応じてUNIX ドメインソケットのようなプロセス間通信 やRDMA、TCP/IP といった様々なトランスポート方式が使い分けられる。しかし、既存の仕組みではアクセス制御 の仕組みが特定のトランスポート方式に依存している上、アプリケーションにトランスポート方式を選択させる必 要がある。本研究では、特定のトランスポート方式に依存しないアクセス制御・コンテナ通信を実現するTiaccoon を提案する。Tiaccoon はコンテナが呼び出したソケットAPI に対応するシステムコールをフックする。そしてコン テナのラベルを元にしたアクセス制御を実施したのち、ホスト上で適切なトランスポート方式でソケットを作成し コンテナに置換する。Tiaccoon はトランスポート方式の選択・コンテナネットワークスタックのバイパスによる通 信性能の向上を実現する。またTiaccoon はアプリケーションコードの変更を必要とせず、既存のコンテナ仮想ネッ トワークを代替可能である。 |
(英) |
In the communication between containers widely used in cloud environments, it is necessary to properly enforce access control not to interfere with other containers or hosts and to allow only communication that meets policies specified by the administrator. To realize this, access control based on TCP/IP-based container virtual networks is commonly used. In cloud environments, various transports such as UNIX domain sockets for inter-process communication, RDMA, and TCP/IP are used depending on the availability of transports on hosts. However, existing mechanisms depend on a specific transport for access control and require applications to select transports. In this study, we propose Tiaccoon, which realizes access control and container communication in a transport-agnostic way. It hooks system calls that correspond to the socket API called by containers. It enforces access control based on the container’s label, creates a socket with an appropriate transport on the host, and replaces it in the container. It improves communication performance by selecting transport and bypassing the container network stack. It does not require changes to the application code and can replace existing container virtual networks. |
キーワード |
(和) |
コンテナネットワーク / アクセス制御 / ネットワーク管理 / RDMA / ソケットAPI / / / |
(英) |
container network / access control / network management / RDMA / socket API / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 124, no. 254, IA2024-51, pp. 46-53, 2024年11月. |
資料番号 |
IA2024-51 |
発行日 |
2024-11-06 (IA) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
IA2024-51 |
研究会情報 |
研究会 |
IA |
開催期間 |
2024-11-13 - 2024-11-13 |
開催地(和) |
秋田アトリオン(秋田県) |
開催地(英) |
Akita Atorion (Akita Pref.) |
テーマ(和) |
学生セッション、一般(産学協力研究コンソーシアム インターネット技術研究会 共催) |
テーマ(英) |
Student Sessions, etc. (cosponsored by Committee on Internet Technology) |
講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
IA |
会議コード |
2024-11-IA |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
Tiaccoon: コンテナネットワークにおいて複数トランスポート方式で統一的なアクセス制御 |
サブタイトル(和) |
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タイトル(英) |
Tiaccoon: Unified Access Control with Multiple Transports in Container Networks |
サブタイトル(英) |
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キーワード(1)(和/英) |
コンテナネットワーク / container network |
キーワード(2)(和/英) |
アクセス制御 / access control |
キーワード(3)(和/英) |
ネットワーク管理 / network management |
キーワード(4)(和/英) |
RDMA / RDMA |
キーワード(5)(和/英) |
ソケットAPI / socket API |
キーワード(6)(和/英) |
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キーワード(7)(和/英) |
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キーワード(8)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
尾上 寛弥 / Onoe Hiroya / オノエ ヒロヤ |
第1著者 所属(和/英) |
京都大学 (略称: 京大)
Kyoto University (略称: Kyoto Univ.) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
小谷 大祐 / Kotani Daisuke / コタニ ダイスケ |
第2著者 所属(和/英) |
京都大学 (略称: 京大)
Kyoto University (略称: Kyoto Univ.) |
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
岡部 寿男 / Okabe Yasuo / オカベ ヤスオ |
第3著者 所属(和/英) |
京都大学 (略称: 京大)
Kyoto University (略称: Kyoto Univ.) |
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第5著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第7著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第9著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第10著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第11著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第12著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第13著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第14著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第15著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第16著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第20著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2024-11-13 17:30:00 |
発表時間 |
25分 |
申込先研究会 |
IA |
資料番号 |
IA2024-51 |
巻番号(vol) |
vol.124 |
号番号(no) |
no.254 |
ページ範囲 |
pp.46-53 |
ページ数 |
8 |
発行日 |
2024-11-06 (IA) |