講演抄録/キーワード |
講演名 |
2025-03-11 10:30
影響を提示することによりコーディング規約違反の修正を支援する手法の提案 ○藤吉里帆(南山大)・中川 岳(PKSHA Communication)・名倉正剛(南山大) SS2024-59 |
抄録 |
(和) |
ソフトウェア開発において,コードの書き方に関するルールであるコーディング規約が定められている.コーディング規約に遵守していないコードに対して遵守するようリファクタリングを実施することで,コードの可読性,保守性を高めることができる.しかし,コーディング規約違反を検出した際の修正作業は,既存のリファクタリングと同様に必ずしも実施されるとは限らない.本研究ではその原因として,修正によるリグレッションのリスクの増加と,対象箇所のオーナーシップの相違の2点に着目した.そしてコーディング規約違反の修正作業を実施すべきかどうかを判断するためのコストの削減のため,コーディング規約違反に対して,(1)修正に影響を受けるコード行数,(2)違反箇所を記述した開発者の情報,(3)規約ごとの過去の違反増加・減少件数の3つの修正支援情報を提示する方法を提案した.提案手法をPython向け静的解析ツールflake8で検出できる規約を対象に実装し,OSSプロジェクトのソースファイルを利用して有効性を確認した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
コーディング規約 / リファクタリング支援 / 静的解析ツール / / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 124, no. 429, SS2024-59, pp. 91-96, 2025年3月. |
資料番号 |
SS2024-59 |
発行日 |
2025-03-03 (SS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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