| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2004-11-27 13:25
STDPネットワークによる時空間情報から同期発火への変換
○保坂亮介（埼玉大）・荒木 修（東京理科大）・池口 徹（埼玉大） |
| 抄録 |
（和） |
ニューロンの詳細な発火時刻によってシナプス伝達効率が変化するシナプス学習則
--発火時刻依存シナプス可塑(STDP)--の存在が実験研究から明らかとなっている．
これまで，STDPの機能について，
単一ニューロンによる研究， ニューラルネットワークにおける研究がなされてきたが，
外部入力とSTDPを学習則として持つネットワークのダイナミクスとの関係は明らかとされていない．
本報告では，外部入力が時空間構造を有すると仮定し，
外部入力とネットワークダイナミクスとの関係をコンピュータシミュレーションを用いて調べている．
その結果，ネットワークは外部入力の構造を学習し，
その入力に応答して，同期発火を生成するように自己組織化することが明らかとなった．
また，複数のパターンを外部入力として与えた場合もこれらを同時に学習できることが明らかとなった． |
| （英） |
Recent experimental results show the sensitivity of synaptic
plasticity to the timing of synaptic events and postsynaptic
firings~(spike timing dependent plasticity: STDP).
Although many of studies have been made on STDP,
little is known about the effect of STDP on the relation
between external input patterns to the recurrent neural network
and its output spikes.
In this study,
we examine this relation by computer simulations of a
spiking neural network with STDP.
We find that STDP organized the neural network to transform
an external spatiotemporal input pattern into a synchronous firing.
The transformation could be achieved on the multiple inputs. |
| キーワード |
（和） |
発火時刻依存シナプス可塑 / 時空間パターン / 同期発火 / Nagumo-Sato ニューロン / / / / |
| （英） |
Spike-Timing-Dependent Plasticity / Spatiotemporal pattern / Synchrony / Nagumo-Sato neuron / / / / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 104, no. 472, NLP2004-85, pp. 55-60, 2004年11月. |
| 資料番号 |
NLP2004-85 |
| 発行日 |
2004-11-20 (NLP) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
NLP |
| 開催期間 |
2004-11-26 - 2004-11-27 |
| 開催地（和） |
九州工業大学 |
| 開催地（英） |
Kyushu Inst. Tech. |
| テーマ（和） |
一般、NCと併催 |
| テーマ（英） |
(TBD) |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
NLP |
| 会議コード |
2004-11-NLP |
| 本文の言語 |
英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） |
STDPネットワークによる時空間情報から同期発火への変換 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
STDP network Transforms Spatiotemporal Pattern to Synchrony |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
発火時刻依存シナプス可塑 / Spike-Timing-Dependent Plasticity |
| キーワード(2)（和/英） |
時空間パターン / Spatiotemporal pattern |
| キーワード(3)（和/英） |
同期発火 / Synchrony |
| キーワード(4)（和/英） |
Nagumo-Sato ニューロン / Nagumo-Sato neuron |
| キーワード(5)（和/英） |
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| キーワード(6)（和/英） |
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| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
保坂 亮介 / Ryosuke Hosaka / ホサカ リョウスケ |
| 第1著者 所属（和/英） |
埼玉大学 (略称： 埼玉大)
Saitama University (略称： Saitama Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
荒木 修 / Osamu Araki / アラキ オサム |
| 第2著者 所属（和/英） |
東京理科大学 (略称： 東京理科大)
Tokyo University of Science (略称： TUS) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
池口 徹 / Tohru Ikeguchi / イケグチ トオル |
| 第3著者 所属（和/英） |
埼玉大学 (略称： 埼玉大)
Saitama University (略称： Saitama Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第4著者 所属（和/英） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2004-11-27 13:25:00 |
| 発表時間 |
25分 |
| 申込先研究会 |
NLP |
| 資料番号 |
NLP2004-85 |
| 巻番号（vol） |
vol.104 |
| 号番号（no） |
no.472 |
| ページ範囲 |
pp.55-60 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2004-11-20 (NLP) |