| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2005-07-15 15:10
再送遅延を考慮した適応中継マルチキャストツリー再構成手法の改良
○橋本太郎・山岡克式・酒井善則（東工大） |
| 抄録 |
（和） |
QMLS（QoS Multicast for Live Streaming）プロトコルは，リアルタイムメディアマルチキャストのアプリケーションでの許容遅延時間を考慮して，ツリー上のノード（中継ルータ）がパケットロス検出，再送要求，再送などの中継処理を適応的に行い，アプリケーションから見たQoS の向上を実現している．著者らはこれまでに，ツリー上の，あるリンクのトラヒック状況が極端に悪化する状況が慢性的に発生する場合の対処として，ボトルネックリンクを回避する，QMLS マルチキャストツリーの一部を効果的に再構成する手法を提案し，その有効性を示した．しかしながら，ネットワークの状況によっては，品質の改善がなされないという問題も存在した．
そこで本稿では，品質が改善されない状況の分析を行い，これを改善するための新たなマルチキャスト経路再構成手法の提案を行う．本方式では，経路の遅延，中継段数に加え，経路中の中継間隔と再送遅延に着目することで，再構成以後のトラヒック変動に適切に対処する，QMLS プロトコルの動作に適した経路を用いた再構成を実現する．最後に，計算機シミュレーションにより提案方式の有効性を示すとともに，提案方式の特性を明らかにする． |
| （英） |
Proposed QMLS (QoS Multicast for Live Streaming) protocol has focused on an end-to-end allowable delay, and this improves the performance of live streaming multicast. We have proposed a path reconfiguration method for QMLS multicast tree to address the case that a bottleneck has developed at a certain link on the multicast tree. This method has been shown its efectiveness as compared to a conventional tree reconfiguration method
based on shortest delay. However, it does not improve the QoS in only a few networks.
Therefore, we propose a more efficient path reconfiguration method to solve the problem. In selecting a suitable path, we consider not only the delay and the number of QMLS routers on the path but also the distance betwen QMLS routers and retransmission delay. Finally, we evaluate the performance of our method through simulation. The simulation results show that our method provides a multicast tree that is tolerant to variations in traffic after path reconfiguration. |
| キーワード |
（和） |
マルチキャスト / QMLS / 経路再構成 / アプリケーションから見たロス / 許容遅延 / 再送 / 中継 / |
| （英） |
multicast / QMLS / path reconfiguration / loss in application layer / allowable delay / retransmission / relay / |
| 文献情報 |
信学技報, vol. 105, no. 178, IN2005-54, pp. 149-154, 2005年7月. |
| 資料番号 |
IN2005-54 |
| 発行日 |
2005-07-07 (IN) |
| ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
IN |
| 開催期間 |
2005-07-14 - 2005-07-15 |
| 開催地（和） |
北海道大学 |
| 開催地（英） |
Hokkaido University |
| テーマ（和） |
ブロードバンドサービス，CDN/P2P/Gridなどのオーバーレイネットワーキング技術および一般 |
| テーマ（英） |
Broadband Service, Overlay Networking |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
IN |
| 会議コード |
2005-07-IN |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
再送遅延を考慮した適応中継マルチキャストツリー再構成手法の改良 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
An Improved Path Reconfiguration for QoS Multicast Protocol for Live Streaming Considering Retransmission Delay |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
マルチキャスト / multicast |
| キーワード(2)（和/英） |
QMLS / QMLS |
| キーワード(3)（和/英） |
経路再構成 / path reconfiguration |
| キーワード(4)（和/英） |
アプリケーションから見たロス / loss in application layer |
| キーワード(5)（和/英） |
許容遅延 / allowable delay |
| キーワード(6)（和/英） |
再送 / retransmission |
| キーワード(7)（和/英） |
中継 / relay |
| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
橋本 太郎 / Taro Hashimoto / ハシモト タロウ |
| 第1著者 所属（和/英） |
東京工業大学 (略称： 東工大)
Tokyo Institute of Technology (略称： Tokyo Tech.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
山岡 克式 / Katsunori Yamaoka / ヤマオカ カツノリ |
| 第2著者 所属（和/英） |
東京工業大学 (略称： 東工大)
Tokyo Institute of Technology (略称： Tokyo Tech.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
酒井 善則 / Yoshinori Sakai / サカイ ヨシノリ |
| 第3著者 所属（和/英） |
東京工業大学 (略称： 東工大)
Tokyo Institute of Technology (略称： Tokyo Tech.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2005-07-15 15:10:00 |
| 発表時間 |
20分 |
| 申込先研究会 |
IN |
| 資料番号 |
IN2005-54 |
| 巻番号（vol） |
vol.105 |
| 号番号（no） |
no.178 |
| ページ範囲 |
pp.149-154 |
| ページ数 |
6 |
| 発行日 |
2005-07-07 (IN) |