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講演抄録/キーワード
講演名 2005-11-15 13:15
Improved Collision Attack on MD5
Yu SasakiYusuke NaitoNoboru KunihiroKazuo OhtaUniv. of Electro-Comm.
抄録 (和) EUROCRYPT2005でWangらによりMD5への攻撃が提案された.この攻撃はコリジョンを作るための十分条件 (sufficient condition) を求め,確定的に条件を満たすようにメッセージを変更して攻撃の成功確率を上げている.この攻撃ではメッセージを変更しても満たせない条件が37個残る.よって攻撃の計算量は$2^{37}$である.その後KlimaはWangらの条件を33個に減らし,攻撃の計算量を$2^{33}$に改良した.
本稿では,より多くの条件を満たすことができるメッセージの変更法を提案し,満たすことのできない条件の数を29個にする.この修正は確率的で,修正が
成功する確率は全体でおよそ1/2である.よって我々の提案する攻撃の計算量は$2^{30}$となる.さらにWangらのコリジョン探索アルゴリズムを改良し,
計算量を5/8程度に抑える方法を提案する 
(英) In EUROCRYPT2005, a collision attack on MD5 was proposed by Wang et al.
In this attack, conditions which are sufficient to generate collisions (called ``sufficient condition") are introduced. This attack raises the success probability by modifing messages to satisfy these conditions. In this attack, 37 conditions cannot be satisfied even messages are modified. Therefore, the complexity is $2^{37}$. After that, Klima improved this result. Since 33 conditions cannot be satisfied in his method, the complexity is $2^{33}$.
In this paper, we propose new message modification techniques which are more efficient than attacks proposed so far. In this method, 29 conditions cannot be satisfied. However, this method is probabilistic, and the probability that this method work correctly is roughly 1/2. Therefore, the complexity of this attack is $2^{30}$. Furthermore, we propose a more efficient collision search algorithm than that of Wang et al. By using this algorithm, the total complexity is reduced into roughly 5/8.
キーワード (和) MD5 / コリジョン攻撃 / メッセージ変更 / sufficient condition / / / /  
(英) MD5 / collision attack / message modification / sufficient condition / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 105, no. 396, ISEC2005-104, pp. 35-42, 2005年11月.
資料番号 ISEC2005-104 
発行日 2005-11-08 (ISEC, OIS) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685
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研究会情報
研究会 ISEC LOIS  
開催期間 2005-11-14 - 2005-11-15 
開催地(和) 北九州学術研究都市 
開催地(英) Kitakyushu Science and Research Park 
テーマ(和) 一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 ISEC 
会議コード 2005-11-ISEC-OIS 
本文の言語 英語 
タイトル(和)  
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Improved Collision Attack on MD5 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) MD5 / MD5  
キーワード(2)(和/英) コリジョン攻撃 / collision attack  
キーワード(3)(和/英) メッセージ変更 / message modification  
キーワード(4)(和/英) sufficient condition / sufficient condition  
キーワード(5)(和/英) /  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 佐々木 悠 / Yu Sasaki / ササキ ユウ
第1著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
The University of Electro-Communications (略称: Univ. of Electro-Comm.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 内藤 祐介 / Yusuke Naito / ナイトウ ユウスケ
第2著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
The University of Electro-Communications (略称: Univ. of Electro-Comm.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) 國廣 昇 / Noboru Kunihiro /
第3著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
The University of Electro-Communications (略称: Univ. of Electro-Comm.)
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) 太田 和夫 / Kazuo Ohta /
第4著者 所属(和/英) 電気通信大学 (略称: 電通大)
The University of Electro-Communications (略称: Univ. of Electro-Comm.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2005-11-15 13:15:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 ISEC 
資料番号 ISEC2005-104, OIS2005-67 
巻番号(vol) vol.105 
号番号(no) no.396(ISEC), no.398(OIS) 
ページ範囲 pp.35-42 
ページ数
発行日 2005-11-08 (ISEC, OIS) 


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