講演抄録/キーワード |
講演名 |
2006-08-03 15:45
デスクトップ検索システムを用いたJavaソフトウェア部品リポジトリの自動更新機能の実現 ○市井 誠・木村和正・松下 誠・井上克郎(阪大) |
抄録 |
(和) |
ソフトウェア部品検索システムは過去に開発されたソフトウェア部品を検索および取得することによりその再利用や理解を支援するシステムであり,我々はJavaソフトウェア部品を対象としたシステムとしてSPARS-Jを提案している.SPARS-Jでは,高速かつ正確な検索の為にあらかじめ構築した部品リポジトリが利用される.部品リポジトリは検索対象の部品群の更新にあわせて更新される必要があり,開発者のクライアント計算機上の部品を検索する用途ではそのコストが問題となる.
本研究では,この問題に対してデスクトップ検索システムを用いる.デスクトップ検索システムとはクライアント計算機上のファイルを索引付けして検索するシステムであり,計算機上に追加および更新されたファイルを自動的に検知して計算機の待機時間に登録することで,利用者が明示的な索引付けを行うことなくすべてのファイルの検索を可能としている.この機能を利用するシステムSPARS Desktopを構築し,SPARS-Jの部品リポジトリの更新の自動化を行う.また,適用事例によりその有効性を示す. |
(英) |
Component retrieval systems are proposed for effective software development and SPARS-J is one which targets Java components. SPARS-J builds and uses a component repository to search components quickly and precisely. Updating component repository costs much when SPARS-J is used on a client computer.
In this paper, we developed SPARS Desktop, which updates component repository automatically using a desktop search system. A desktop search system is a search system for client computers, which builds index database automatically while the computer is in idle. |
キーワード |
(和) |
ソフトウェア部品検索 / 部品リポジトリ / 自動更新 / デスクトップ検索システム / / / / |
(英) |
Software Component Retrieval / Component Repository / Automatic Updating / Desktop Search System / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 106, no. 201, SS2006-30, pp. 31-36, 2006年8月. |
資料番号 |
SS2006-30 |
発行日 |
2006-07-27 (SS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 |
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