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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2007-06-21 14:50 システム行列に基づく安定判別とIIRフィルタの設計への適応 ○宮田統馬・相川直幸（日大）・杉田泰則・吉川敏則（長岡技科大）  CAS2007-14 VLD2007-30 SIP2007-44 |
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| 抄録 | （和） | 一般に，IIRフィルタを設計する場合には安定性の保証が必要であることが知られている．従来，繰り返し近似アルゴリズムにおいて安定性を保証する方法として，ルーシェの定理や正実性を用いたものが提案されている．しかしながら，これらの方法は係数更新前の分母多項式と係数更新量により安定判別を行うため，安定性を保証するための十分条件となり，安定と判別される領域が狭いという問題点がある．さらに，係数更新前の分母多項式によって安定と判別される領域が変化してしまうという欠点もある．そこで本報告では，システム行列に基づく安定判別法を逐次射影法に適応した，1次元IIRフィルタの設計法を提案する．提案する設計法におけるシステム行列に基づく安定判別法は，安定性を保証するための必要十分条件となり，判別される領域が従来の方法と比較して広く，かつ，安定と判別される領域が変化しないという利点がある．その結果，提案法を用いIIRフィルタを設計した場合，従来の設計法よりも小さな振幅誤差を実現できる可能性がある． |
| （英） | In general, it is necessary to guarantee stability for the design of IIR filters. Then, the method of guaranteeing stability by using Rouche's theorem or positive realness condition is proposed for the iterative approximation algorithm. However, the conventional methods become sufficient conditions to guarantee stability due to use the stable denominator polynomial coefficients and the amount of coefficients update. As a result, the stability domain is narrow and change. In this paper, we propose a design method of 1D IIR filters that applies stability criterion based on system matrix to successive projection method. Stability criterion based on system matrix in the proposed method becomes a necessary and sufficient condition for the guaranteeing stability. Therefore, the stability domain doesn't depend on denominator polynomial coefficients and not change. Moreover, the stability domain is wider than that by conventional methods. As a result, IIR filter obtained by the proposed method has a smaller ripple than the conventional method. | |
| キーワード | （和） | システム行列 / 逐次射影法 / IIRフィルタ / 安定判別法 / / / / |
| （英） | System matrix / Successive projection method / IIR filter / Stability criterion method / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 104, SIP2007-44, pp. 79-84, 2007年6月. | |
| 資料番号 | SIP2007-44 | |
| 発行日 | 2007-06-14 (CAS, VLD, SIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CAS2007-14 VLD2007-30 SIP2007-44 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CAS SIP VLD |
| 開催期間 | 2007-06-21 - 2007-06-22 |
| 開催地（和） | 北海道東海大学 札幌キャンパス マルチメディアホール |
| 開催地（英） | Hokkaido Tokai Univ. （Sapporo) |
| テーマ（和） | 信号処理、ＬＳＩ、及び一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SIP |
| 会議コード | 2007-06-CAS-SIP-VLD |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | システム行列に基づく安定判別とIIRフィルタの設計への適応 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Stability Criterion Based on System Matrix and Adaptation to the Design of IIR Filters |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | システム行列 / System matrix |
| キーワード(2)（和/英） | 逐次射影法 / Successive projection method |
| キーワード(3)（和/英） | IIRフィルタ / IIR filter |
| キーワード(4)（和/英） | 安定判別法 / Stability criterion method |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宮田 統馬 / Toma Miyata / ミヤタ トウマ |
| 第1著者 所属（和/英） | 日本大学 (略称： 日大) Nihon University (略称： Nihon Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 相川 直幸 / Naoyuki Aikawa / アイカワ ナオユキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 日本大学 (略称： 日大) Nihon University (略称： Nihon Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 杉田 泰則 / Yasunori Sugita / スギタ ヤスノリ |
| 第3著者 所属（和/英） | 長岡技術科学大学 (略称： 長岡技科大) Nagaoka University of Technology (略称： Nagaoka Univ. of Tech.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 吉川 敏則 / Toshinori Yoshikawa / ヨシカワ トシノリ |
| 第4著者 所属（和/英） | 長岡技術科学大学 (略称： 長岡技科大) Nagaoka University of Technology (略称： Nagaoka Univ. of Tech.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2007-06-21 14:50:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | SIP |
| 資料番号 | CAS2007-14, VLD2007-30, SIP2007-44 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.100(CAS), no.102(VLD), no.104(SIP) |
| ページ範囲 | pp.79-84 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2007-06-14 (CAS, VLD, SIP) |
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