講演抄録/キーワード |
講演名 |
2007-08-06 14:50
共通カオス信号により駆動された半導体レーザカオス同期実験 ○大和田 功・山本 徹・葉 海鵬・有泉宏紀・内田淳史・吉森 茂(拓殖大)・吉村和之・村松 純・後藤振一郎・ピーター ディビス(NTT) NLP2007-46 |
抄録 |
(和) |
秘匿性の高い暗号方法の一つとして、相関乱数暗号方式が提案されている。これは相関のある乱数列をユーザ間だけで共有することで、情報理論的に安全性が保障される暗号方式である。本方式の理論的研究は発展しているものの、実験的実証はこれまでに達成されていない。そこで、本研究では相関乱数暗号方式の要素技術として、共通カオス信号により駆動された半導体レーザカオス同期の実験および数値解析を行った。まず駆動用信号(Drive)を2つの同期用レーザ(Response1とResponse2)に注入し、インジェクションロッキングを達成させた。このときResponse1, 2間の同期精度は高くなるが、DriveとResponse間の同期精度は低くなる。このResponse間の信号をユーザ間の暗号鍵にすることで安全な通信が可能となる。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
カオス / 同期 / 半導体レーザ / / / / / |
(英) |
Chaos / Sychronization / Semiconductor / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 107, no. 184, NLP2007-46, pp. 55-60, 2007年8月. |
資料番号 |
NLP2007-46 |
発行日 |
2007-07-30 (NLP) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
NLP2007-46 |