講演抄録/キーワード |
講演名 |
2008-01-25 14:30
TCP無終端中継によるファイアウォール越え通信方式の検討 ○山口一郎・石川雄一・地引昌弘(NEC) TM2007-49 |
抄録 |
(和) |
現在、インターネットを介したリモートアクセスや、ユーザ同士のセキュアな通信環境を提供する方法としてVPN技術が利用されている。また、企業においては、部門を越えたメンバで構成されるプロジェクト等において、CUGを構築する場合にもVPNが利用されている。しかし、企業では、不正アクセス等を防ぐために部門毎にファイアウォールが設置されている場合が多く、ファイアウォール越しに直接通信できない問題がある。これを解決するVPNサーバ等の従来方式では、処理負荷の高いTCP,SSLの処理を行っているため、セッション処理能力のスケーラビリティに問題がある。本稿では、スケーラビリティの向上を目的として、処理負荷の低いTCPスプライシングを用いたTCP無終端中継によるファイアウォール越え通信方式を提案ならびに、セッション開設処理負荷を低減させるセッション再利用方式を提案する。実機による評価を行った結果、セッション再利用方式を採用することで、セッション開設に関して30倍の向上を確認した。 |
(英) |
Recently, VPN technology is used to improve secure capability in Internet remote access and end users. In enterprise networks, however, firewalls are sometimes placed at each section for access control. Therefore, the use of a proxy server is attractive to avoid access filtering at firewalls. Although a Firewall Traversal function is playing an important role, existing implementation technique lacks scalability because the Firewall Traversal server has to handle a large amount of TCP/SSL protocol processing to establish secure channel. In this paper, we propose a new Firewall Traversal implementation technique by introducing and effecting TCP splicing technique;
(?) firewall traversal using TCP splicing
(?) session reuse for reducing TCP 3-way handshake and SSL handshake.
We have developed a prototype system for scalability evaluations, confirmed show that session establishment rate is 30 times as fast as the existing approach. |
キーワード |
(和) |
VPN / ファイアウォール / TCP無終端中継 / / / / / |
(英) |
VPN / Firewall / TCP splicing / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 107, 2008年1月. |
資料番号 |
|
発行日 |
2008-01-17 (TM) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
TM2007-49 |
研究会情報 |
研究会 |
LOIS ICM IA |
開催期間 |
2008-01-24 - 2008-01-25 |
開催地(和) |
崇城大学(熊本市) |
開催地(英) |
Sojo Univ. (Kumamoto) |
テーマ(和) |
インターネット,アプリケーション及び一般 |
テーマ(英) |
Internet,Application,etc |
講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
ICM |
会議コード |
2008-01-OIS-TM-IA |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
TCP無終端中継によるファイアウォール越え通信方式の検討 |
サブタイトル(和) |
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タイトル(英) |
A Study for Firewall Traversal method by TCP Splicing |
サブタイトル(英) |
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キーワード(1)(和/英) |
VPN / VPN |
キーワード(2)(和/英) |
ファイアウォール / Firewall |
キーワード(3)(和/英) |
TCP無終端中継 / TCP splicing |
キーワード(4)(和/英) |
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キーワード(5)(和/英) |
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キーワード(6)(和/英) |
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キーワード(7)(和/英) |
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キーワード(8)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
山口 一郎 / Ichiro Yamaguchi / ヤマグチ イチロウ |
第1著者 所属(和/英) |
日本電気株式会社 (略称: NEC)
NEC Corporation (略称: NEC) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
石川 雄一 / Yuichi Ishikawa / イシカワ ユウイチ |
第2著者 所属(和/英) |
日本電気株式会社 (略称: NEC)
NEC Corporation (略称: NEC) |
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
地引 昌弘 / Masahiro Jibiki / ジビキ マサヒロ |
第3著者 所属(和/英) |
日本電気株式会社 (略称: NEC)
NEC Corporation (略称: NEC) |
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第5著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第6著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第10著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第11著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第12著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第13著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第14著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第15著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第16著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第18著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第19著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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第20著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2008-01-25 14:30:00 |
発表時間 |
20分 |
申込先研究会 |
ICM |
資料番号 |
TM2007-49 |
巻番号(vol) |
vol.107 |
号番号(no) |
no.448 |
ページ範囲 |
pp.39-43 |
ページ数 |
5 |
発行日 |
2008-01-17 (TM) |
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