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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-02-22 09:00 複比と消失線に基づく重なり車両の検出 ○小野口一則（弘前大）  PRMU2007-230 |
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| 抄録 | （和） | 射影変換に関する不変量として，同一直線上の4点間の複比が挙げられるが，1 点を画像中の垂直方向（ｙ方向）の無限遠点，すなわち$y=\infty$にとると， 画像中の３本の水平線分の動きから，それらが道路面に垂直な同一平面上の線 分であるか否かが判定でき，車載カメラによる先行車検出などに適用されてい る．カメラのピッチングが無視できる場合，水平線として消失線が利用できる ため，２本の水平線分の動きから水平線分間の平面が道路面に対して垂直であ るか否かが判定できる．本稿では，この原理を利用して，道路上に据え付けら れた監視カメラの画像から走行車両を検出する手法を提案する．固定された監 視カメラの場合，消失線の位置は一定である．このため，画像中で上下に隣り 合う２本の水平線の組を追跡し，その動きから２本の水平線分を含む平面が道 路面に対して垂直であるか否かを判定する．次いで，上下左右に隣接する垂直 面の同一平面性を，その内部の水平線の組の追跡結果から判定し，同一平面の 場合にはマージする．車両を後方から撮影する交通流監視カメラの場合，車両 背面に垂直面が存在する可能性が高いため，得られた垂直面から画像中の車両 領域を検出する．本手法では，車両の背面がそれぞれ異なる垂直面として検出 されるため，渋滞などで複数の車両が重なって見える場合においても，個々の 車両を分離することが可能である．渋滞時のシーンを用いた実験結果により， 本手法が重なり車両の検出に有効であることを示す. |
| （英） | This paper presents a vehicle detection method which can separate overlap vehicles. The proposed method detects vehicles by finding moving planes perpendicular to a road plane and an optical axis of a camera. At first, two horizontal line segments adjacent vertically are detected in the present frame. Then, corresponding positions to them are searched in the previous frame by a correlation matching. If the motions of two horizontal line segments satisfy the constraint of the vertical plane, it is judged that areas between these segments are parts of vertical surfaces of the vehicles. Vehicles' areas are obtained after these detected areas are merged by examining whether horizontal line segments inside these areas satisfy the motion constraint of the vertical plane. The proposed method can separate overlap vehicles because the back surface of each vehicle is detected as the different vertical planes respectively. Experimental results for real road scenes under a traffic jam show the effectiveness of the proposed method. |
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| キーワード | （和） | 交通流監視 / 垂直面検出 / 重なり車両 / 水平線分 / 単眼カメラ / / / |
| （英） | Traffic surveillance / Vertical surface detection / Overlap vehicle / Horizontal line segment / Single camera / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 491, PRMU2007-230, pp. 93-98, 2008年2月. | |
| 資料番号 | PRMU2007-230 | |
| 発行日 | 2008-02-14 (PRMU) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | PRMU2007-230 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | PRMU |
| 開催期間 | 2008-02-21 - 2008-02-22 |
| 開催地（和） | 筑波大学 |
| 開催地（英） | Univ. of Tsukuba |
| テーマ（和） | 文字・文書の認識・理解 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | PRMU |
| 会議コード | 2008-02-PRMU |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 複比と消失線に基づく重なり車両の検出 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Overlap Vehicle Detection Using Cross Ratio and Vanishing Lines |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 交通流監視 / Traffic surveillance |
| キーワード(2)（和/英） | 垂直面検出 / Vertical surface detection |
| キーワード(3)（和/英） | 重なり車両 / Overlap vehicle |
| キーワード(4)（和/英） | 水平線分 / Horizontal line segment |
| キーワード(5)（和/英） | 単眼カメラ / Single camera |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小野口 一則 / Kazunori Onoguchi / オノグチ カズノリ |
| 第1著者 所属（和/英） | 弘前大学大学院 (略称： 弘前大) Hirosaki University (略称： Hirosaki University) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-02-22 09:00:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | PRMU |
| 資料番号 | PRMU2007-230 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.491 |
| ページ範囲 | pp.93-98 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-02-14 (PRMU) |
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