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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2008-03-13 11:50 体性感覚反射は運動時の力場環境に応じて予測的に調節される ○木村聡貴（NTT）・五味裕章（NTT/ERATO）  NC2007-167 |
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| 抄録 | （和） | 運動時の体性感覚反射ゲインは，課されるタスクや環境に応じて，運動開始前に予め調節されることが知られている．しかしながら，そのような予測的な反射ゲインの設定が運動開始前に完了しているのか，あるいは，運動開始後であっても，ゲイン調節の対象イベントとの関係でゲイン設定が変化するのかについてはよくわかっていない．そこで本研究では，腕運動中の仮想力場に対する予測的な反射ゲイン調節の時間的特性について検討した．運動開始後，腕が力場に至る前のいくつかの時点で反射応答を誘発したところ，反射ゲインは力場方向に応じて調節され，それは力場に近いほど顕著であった．さらに，予測的な反射ゲイン調節は，力場までの距離よりも力場までの時間に従ってなされていることが示された．これらの結果から，体性感覚反射のゲインは，運動の実行とは独立に，来るべき力場環境までの時間に基づいて予測的に設定されていることが示唆された． |
| （英） | Somatosensory reflex during movement is known to be modulated according to given tasks and environments anticipatorily, before movement initiation. It is unclear, however, whether the reflex gain setting is completed before movement start or the gain setting is developed in relation to a target event even after movement initiation. Here we investigated temporal feature of anticipatory reflex gain modulation when subjects performed planar reaching movement with different force fields in the later part of movement. Arm reflex response was induced by a small perturbation at several timings before the arm encountered the force field, after movement start. We found clearer reflex gain modulation according to the force field directions as the perturbation was applied closer the force fields. An additional experiment further showed that the reflex modulation was developed in relation to the temporal distance to the force fields rather than the spatial distance. These findings suggest that somatosensory reflex gain is set in time domain for upcoming dynamical environment, independently of movement execution. | |
| キーワード | （和） | 体性感覚反射 / 反射ゲイン調節 / 時間的特性 / 予測 / / / / |
| （英） | Somatosensory reflex / Reflex gain modulation / Temporal feature / Anticipation / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 542, NC2007-167, pp. 325-330, 2008年3月. | |
| 資料番号 | NC2007-167 | |
| 発行日 | 2008-03-05 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2007-167 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC MBE |
| 開催期間 | 2008-03-12 - 2008-03-14 |
| 開催地（和） | 玉川大学 |
| 開催地（英） | Tamagawa Univ |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2008-03-NC-MBE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 体性感覚反射は運動時の力場環境に応じて予測的に調節される |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Somatosensory reflex is anticipatorily modulated according to dynamical environments during movements |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 体性感覚反射 / Somatosensory reflex |
| キーワード(2)（和/英） | 反射ゲイン調節 / Reflex gain modulation |
| キーワード(3)（和/英） | 時間的特性 / Temporal feature |
| キーワード(4)（和/英） | 予測 / Anticipation |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 木村 聡貴 / Toshitaka Kimura / キムラ トシタカ |
| 第1著者 所属（和/英） | ＮＴＴコミュニケーション科学基礎研究所 (略称： NTT) NTT Communication Science Laboratories (略称： NTT CS Labs) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 五味 裕章 / Hiroaki Gomi / |
| 第2著者 所属（和/英） | ＮＴＴコミュニケーション科学基礎研究所 (略称： NTT/ERATO) NTT Communication Science Laboratories (略称： NTT CS Labs) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2008-03-13 11:50:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2007-167 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.542 |
| ページ範囲 | pp.325-330 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2008-03-05 (NC) |
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