お知らせ 2023年度・2024年度 学生員 会費割引キャンペーン実施中です
お知らせ 技術研究報告と和文論文誌Cの同時投稿施策(掲載料1割引き)について
お知らせ 参加費の返金について
電子情報通信学会 研究会発表申込システム
講演論文 詳細
技報閲覧サービス
[ログイン]
技報アーカイブ
 トップに戻る 前のページに戻る   [Japanese] / [English] 

講演抄録/キーワード
講演名 2008-04-17 15:45
ラグランジュ-ホワイトのアルゴリズムに基づく適応再帰フィルタ
小林正樹・○王 馳中部大SIP2008-12 IE2008-12
抄録 (和) 本論文はホワイトのアルゴリズムを用いた適応再帰フィルタにラグランジュ乗数法を導入した新しい適応再帰フィルタについて考察する.出力誤差を評価関数とする適応再帰フィルタの代表的なアルゴリズムとしてホワイトのアルゴリズムがよく知られている.このアルゴリズムは評価関数のタップ係数に関するこう配をほぼ正確に算出する再帰形アルゴリズムである.しかし,この適応再帰フィルタは入力信号が白色信号でありかつ適応再帰フィルタの次数が未知系の次数に等しい(エグザクトモデル)という最も基本的なモデルの場合においてさえ複数のローカルミニマムが存在するという問題がある.本論文はこの問題を解決することを目的としている.未知系と適応再帰フィルタの出力電力が等しいという条件の基に出力誤差の二乗平均値を最小にする適応アルゴリズムはラグランジュの未定乗数がゼロの場合において最適値に収束することを証明し,ホワイトのアルゴリズムとの比較においてローカルミニマムに陥らないことを数値シミュレーションにより検証する.更に近端ノイズの影響についても考察を行う. 
(英) In this paper, we propose a new adaptive recursive filter that has innovated the Lagrange multiplier method into
the adaptive White’s algorithm. The adaptive White’s algorithm is known as a typical algorithm of the adaptive recursive filter in which the cost function is the output error. This algorithm is a recursive algorithm in which the gradient concerning the tap coefficient of the cost function is calculated almost accurately. However, this adaptive recursive filter has the problem that the plural local minimums exist even if the degree of the adaptive filter is greater than the degree of unknown system (exact model) and the input signal is a white signal. The purpose of this paper is to give a solution of this problem. The adaptive algorithm that minimizes the mean square value of the output error under the condition of the equality of the output power of the adaptive filter and the unknown system can converge to the optimum value when the Lagrange multiplier is zero. It is also verified that the local minimum can be avoided by the numerical simulation compared with the White’s algorithm. In addition, the influence of the near end noise is considered.
キーワード (和) ローカルミニマム / 収束値 / ラグランジュ乗数 / 出力誤差 / 適応再帰フィルタ / / /  
(英) Local Minimum / Convergence Value / Lagrange Multiplier / Output Error / Adaptive Recursive Filter / / /  
文献情報 信学技報, vol. 108, no. 3, SIP2008-12, pp. 67-72, 2008年4月.
資料番号 SIP2008-12 
発行日 2008-04-10 (SIP, IE) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685    Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード SIP2008-12 IE2008-12

研究会情報
研究会 SIP IE  
開催期間 2008-04-17 - 2008-04-17 
開催地(和) 機械振興会館 
開催地(英) Kikai-Shinko-Kaikan Bldg. 
テーマ(和) 画像信号処理および一般 
テーマ(英)  
講演論文情報の詳細
申込み研究会 SIP 
会議コード 2008-04-SIP-IE 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) ラグランジュ-ホワイトのアルゴリズムに基づく適応再帰フィルタ 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) A Study on Adaptive Recursive Filter Based on Lagrange-White's Algorithm 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) ローカルミニマム / Local Minimum  
キーワード(2)(和/英) 収束値 / Convergence Value  
キーワード(3)(和/英) ラグランジュ乗数 / Lagrange Multiplier  
キーワード(4)(和/英) 出力誤差 / Output Error  
キーワード(5)(和/英) 適応再帰フィルタ / Adaptive Recursive Filter  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 小林 正樹 / Masaki Kobayashi / コバヤシ マサキ
第1著者 所属(和/英) 中部大学 (略称: 中部大)
Chubu University (略称: Chubu Univ.)
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) 王 馳 / Chi Wang / オウ チ
第2著者 所属(和/英) 中部大学 (略称: 中部大)
Chubu University (略称: Chubu Univ.)
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第3著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第4著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第4著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第5著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第5著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第6著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第6著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第7著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第7著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第8著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第8著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第9著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第9著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第10著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第10著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第11著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第11著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第12著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第12著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第13著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第13著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第14著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第14著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第15著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第15著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第16著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第16著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第17著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第17著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第18著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第18著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第19著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第19著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
第20著者 氏名(和/英/ヨミ) / /
第20著者 所属(和/英) (略称: )
(略称: )
講演者 第2著者 
発表日時 2008-04-17 15:45:00 
発表時間 25分 
申込先研究会 SIP 
資料番号 SIP2008-12, IE2008-12 
巻番号(vol) vol.108 
号番号(no) no.3(SIP), no.4(IE) 
ページ範囲 pp.67-72 
ページ数
発行日 2008-04-10 (SIP, IE) 


[研究会発表申込システムのトップページに戻る]

[電子情報通信学会ホームページ]


IEICE / 電子情報通信学会