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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-03-27 10:30 有色性駆動源に対応可能なカルマンフィルタを用いた劣化画像復元手法 ○北原俊一・田邉 造（諏訪東京理科大）・古川利博（東京理科大）・松江英明（諏訪東京理科大）・辻井重男（情報セキュリティ大）  EA2008-136 |
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| 抄録 | （和） | 本論文では，有色性駆動源に対応可能なカルマンフィルタに基づく高性能な劣化画像復元手法を提案する．提案手法は，(i)原画像からなる状態方程式，及び(ii)原画像とぼけと雑音からなる観測方程式で構成される状態空間モデルに対してカルマンフィルタ理論を用いた劣化画像復元手法である．提案手法の特徴は状態空間モデルにおいて自己回帰(Auto Regresseive:AR)システムを用いずにカルマンフィルタのみで劣化画像復元を行うことにより，(1)従来手法の問題であったAR次数の決定やAR係数推定精度の劣化が劣化画像復元に影響を与えないこと，さらに(2)従来のカルマンフィルタで必要となったARシステムのコンセプトを用いないことから少ない演算量で劣化画像復元が可能なことである．また，一般にカルマンフィルタを用いた手法では駆動源が白色でかつ状態量と無相関という条件の下で状態空間モデルにカルマンフィルタ理論を適用しているのに対し，提案手法の状態空間モデルは有色性駆動源(原画像)を含んでいる．このことに対しては，提案手法の状態空間モデルの構造的性質により，有色性駆動源に対してもカルマンフィルタ理論を適用可能なことを著者らは論理的に証明し明らかにしているが，本論文では計算機シミュレーションを用いて提案手法の有効性を確認している． |
| （英） | This paper proposes a Kalman filter based robust restoration method with colored driving source for degraded images. The method aims to achieve high quality image restoration for blur and noise disturbance from the canonical state space models with (i) a state equation composed of the original image, and (ii) a observation equation composed of the original image, blur, and noise. The remarkable feature of the proposed method is realization of high performance image restoration without sacrificing original image despite simple image restoration using only Kalman filter. We show the effectiveness of the propose method, which utilized the Kalman filter theory for the proposed canonical state space models with the colored driving source, using numerical results and subjective evaluation results. | |
| キーワード | （和） | ぼけ / 雑音 / 劣化画像復元 / カルマンフィルタ / 状態方程式 / 観測方程式 / 状態空間モデル / 有色性駆動源 |
| （英） | blur / noise / image restoration / Kalman filter / state equation / observation equation / canonical state space models / colored driving source | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 491, EA2008-136, pp. 1-5, 2009年3月. | |
| 資料番号 | EA2008-136 | |
| 発行日 | 2009-03-20 (EA) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EA2008-136 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | EA |
| 開催期間 | 2009-03-27 - 2009-03-27 |
| 開催地（和） | 機械振興会館 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EA |
| 会議コード | 2009-03-EA |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 有色性駆動源に対応可能なカルマンフィルタを用いた劣化画像復元手法 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Kalman Filter Based Robust Restoration Method with Colored Driving Source |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ぼけ / blur |
| キーワード(2)（和/英） | 雑音 / noise |
| キーワード(3)（和/英） | 劣化画像復元 / image restoration |
| キーワード(4)（和/英） | カルマンフィルタ / Kalman filter |
| キーワード(5)（和/英） | 状態方程式 / state equation |
| キーワード(6)（和/英） | 観測方程式 / observation equation |
| キーワード(7)（和/英） | 状態空間モデル / canonical state space models |
| キーワード(8)（和/英） | 有色性駆動源 / colored driving source |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 北原 俊一 / Shunichi Kitahara / キタハラ シュンイチ |
| 第1著者 所属（和/英） | 諏訪東京理科大学 (略称： 諏訪東京理科大) Tokyo University of Science, Suwa (略称： Tokyo Univ. of Sci, Suwa.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田邉 造 / Nari Tanabe / タナベ ナリ |
| 第2著者 所属（和/英） | 諏訪東京理科大学 (略称： 諏訪東京理科大) Tokyo University of Science, Suwa (略称： Tokyo Univ. of Sci, Suwa.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 古川 利博 / Toshihiro Furukawa / フルカワ トシヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Sci) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 松江 英明 / Hideaki Matsue / マツエ ヒデアキ |
| 第4著者 所属（和/英） | 諏訪東京理科大学 (略称： 諏訪東京理科大) Tokyo University of Science, Suwa (略称： Tokyo Univ. of Sci, Suwa.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 辻井 重男 / Shigeo Tsujii / ツジイ シゲオ |
| 第5著者 所属（和/英） | 情報セキュリティ大学院大学 (略称： 情報セキュリティ大) Institute of Information Security (略称： Inst. of Info Security) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-03-27 10:30:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | EA |
| 資料番号 | EA2008-136 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.491 |
| ページ範囲 | pp.1-5 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2009-03-20 (EA) |
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