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| 講演名 | 2009-05-22 10:25 MANETにおいて最少ホップ数のバックアップ経路とPacket Salvage機能を持つマルチパスルーチング方式 ○梶川英敏・福原毅郎・北本勇人・笹瀬 巌（慶大）  AN2009-2 |
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| 抄録 | （和） | 近年，MANET(Mobile Ad hoc NETworks)において複数の経路を構築する様々なマルチパスルーチング方式が研究 されている．Split MultiPath - Dynamic Source Routing(SMP-DSR)では，プライマリ経路に対して中間ノードが重ならないディスジ ョイントなバックアップ経路を構築することで経路構築回数を低減し，さらに，packet salvage を行うことによりパケットの損失 数を低減する．しかし，バックアップ経路が長くなるため，電力消費量が増加する問題がある．Shortest Multipath Source Routing(SMS)では，切断されたノードを含まず，最もホップ数の少ないバックアップ経路を予め作成することにより通信経路ホ ップ数を低減し，電力消費効率を改善している．しかし，プライマリ経路に対してディスジョイントなバックアップ経路を選択 しないため，packet salvage を行うことができない．本論文では，経路の選択基準を変更した両方式を組み合わせることで，バッ クアップ経路のホップ数を低減すると同時に，packet salvage も行える経路選択をするマルチパスルーチング方式を提案する．提 案方式では，切断リンク以降の経路がプライマリ経路に対してディスジョイントなバックアップ経路を作成する．さらに，作成 した経路情報をプライマリ経路の各中間ノードに与えることで，全ての中間ノードがpacket salvage を行えるようにする．これ により提案方式は，パケット損失数を大幅に低減し，電力消費量も低減する．計算機シミュレーションにより，提案方式が従来 方式のSMP-DSR よりも送信成功率が改善され，SMS と同程度まで電力消費効率が改善されることを示す． |
| （英） | Recently, several multipath routing protocols have been proposed for Mobile Ad hoc NETworks(MANETs). Split MultiPath - Dynamic Source Routing(SMP-DSR) decreases the route restructuring frequency by constructing single disjoint backup path. In addition, SMP-DSR decreases the data packet loss occurred in the route change by using packet salvaging. However, this protocol consumes more energy due to long backup path. Shortest Multipath Source routing(SMS) reduces the energy consumption in multipath routing protocol by constructing the shortest backup paths. Those backup paths are constructed as the least hop communication routes without failured nodes. However, they are not applicable for packet salvaging because disjoint backup paths are not selected. In this paper, we propose a multipath routing protocol, which improves the transmission success rate and the energy consumption by combining both protocols by changing those backup paths selection criteria. The proposed scheme constructs the least hop backup paths without the failured link away. In addition, by providing the alternate paths to the intermediate nodes of the primary path, the proposed scheme ensures to salvage the packets that might be lost at the intermediate nodes. Therefore, the data packet loss and the energy consumption are reduced. We present the simulation results to show that our scheme improves the transmission success rate and the energy consumption in MANETs. |
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| キーワード | （和） | MANET / マルチパスルーチング方式 / Packet Salvage / / / / / |
| （英） | MANETs / Multipath Routing Protocol / Packet Salvaging / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 46, AN2009-2, pp. 7-12, 2009年5月. | |
| 資料番号 | AN2009-2 | |
| 発行日 | 2009-05-15 (AN) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | AN2009-2 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | AN |
| 開催期間 | 2009-05-22 - 2009-05-22 |
| 開催地（和） | 電気通信大学 |
| 開催地（英） | The University of Electro-Communications |
| テーマ（和） | フレッシュマン(WIP)セッションおよび一般 |
| テーマ（英） | Freshman session, etc |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | AN |
| 会議コード | 2009-05-AN |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | MANETにおいて最少ホップ数のバックアップ経路とPacket Salvage機能を持つマルチパスルーチング方式 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Multipath Routing Protocol Combined with Least Hop Backup Paths and Packet Salvaging forMANETs |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | MANET / MANETs |
| キーワード(2)（和/英） | マルチパスルーチング方式 / Multipath Routing Protocol |
| キーワード(3)（和/英） | Packet Salvage / Packet Salvaging |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 梶川 英敏 / Hidetoshi Kajikawa / カジカワ ヒデトシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 福原 毅郎 / Takero Fukuhara / フクハラ タケロウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 北本 勇人 / Hayato Kitamoto / キタモト ハヤト |
| 第3著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 笹瀬 巌 / Iwao Sasase / ササセ イワオ |
| 第4著者 所属（和/英） | 慶應義塾大学 (略称： 慶大) Keio University (略称： Keio Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-05-22 10:25:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | AN |
| 資料番号 | AN2009-2 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.46 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-05-15 (AN) |
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