| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-10-30 15:30 事前の閾下感情馴化による情動誘発盲の消失 ○原口 恵・山田祐樹・箱田裕司（九大）  HIP2009-93 |
|
| 抄録 | （和） | 高速逐次視覚呈示される刺激中にネガティブな情動価を持つ課題非関連刺激を提示すると，中性的な刺激の場合と比較して，それに後続するターゲットの検知率が低下する (情動誘発盲)。本研究ではこの情動誘発盲が情動刺激への感情系の反応に基づく注意の非自発的停留によるものであるかどうかを検討するために，閾下感情馴化を用いて情動刺激に対する感情系の反応を低減させ，情動的な妨害刺激の後に出現するターゲットの検出課題を実験参加者に行わせた。その結果，閾下感情馴化を行わなかった統制群では，ネガティブな妨害刺激によってターゲットの検知率が低下することが認められたが，閾下感情馴化を行った実験群ではターゲットの検知率の低下が見られなかった。この結果は，事前の閾下感情馴化が情動誘発盲を消失させることを示しており，情動誘発盲は感情系における情動価処理を介在させた情動刺激への注意の停留によるものであることを示唆する。 |
| （英） | Emotionally charged stimuli inserted in rapid serial visual presentation of distractors impair subsequent target detection (emotion-induced blindness). In this study, in order to examine whether emotion-induced blindness stemmed from involuntary attentional capture based on the reaction of affective system, we employed subliminal affective habituation. Observers were instructed to identify three, simultaneously presented, alphabetical targets. Observers, the target detection was impaired when the emotional stimuli were presented 200 ms before the target. On the other hand, after subliminal affective habituation, the target detection was not impaired by the negative emotional stimuli. Thus, these results revealed emotion-induced blindness was eliminated by prior subliminal affective habituation and suggested that emotion-induced blindness was attributable to the attentional dwelling on the emotional stimuli intervened by emotional valence processing in the affective system. | |
| キーワード | （和） | 注意の瞬き / 情動語 / 閾下感情馴化 / / / / / |
| （英） | Attentional Blink / affective word / Subliminal affective habituation / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 261, HIP2009-93, pp. 103-108, 2009年10月. | |
| 資料番号 | HIP2009-93 | |
| 発行日 | 2009-10-22 (HIP) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2009-93 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2009-10-29 - 2009-10-30 |
| 開催地（和） | 九州大学西新プラザ |
| 開催地（英） | Kyushu Univ. |
| テーマ（和） | 視知覚とその応用，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2009-10-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 事前の閾下感情馴化による情動誘発盲の消失 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Emotion-induced blindness eliminated by prior subliminal affective habituation |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 注意の瞬き / Attentional Blink |
| キーワード(2)（和/英） | 情動語 / affective word |
| キーワード(3)（和/英） | 閾下感情馴化 / Subliminal affective habituation |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 原口 恵 / Megumi Haraguchi / ハラグチ メグミ |
| 第1著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山田 祐樹 / Yuki Yamada / ヤマダ ユウキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 箱田 裕司 / Yuji Hakoda / ハコダ ユウジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyushu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第4著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-10-30 15:30:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2009-93 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.261 |
| ページ範囲 | pp.103-108 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2009-10-22 (HIP) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]