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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2009-11-13 08:50 広帯域音声通信における話者識別精度評価に関する検討 ○恵木則次・林 孝典・高橋 玲（NTT）  CQ2009-49 |
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| 抄録 | （和） | 広帯域音声電話の登場に伴い，より臨場感のある音声を相手に伝えることが可能となった．このような，臨場感のある音声の品質を評価するためには，従来の自然性に着目した評価に加えて，広帯域音声の特徴を反映した多面的な品質要因の評価がより重要である．本稿では，広帯域音声の品質要因の一つとして話者の声質に着目し，音声の帯域制限が人間の話者識別に与える影響を評価する．従来の話者識別評価では，評価者が特定話者の音声を把握した状況で帯域制限された受聴音声が特定話者の音声であるか否か判定した時の正答率を測定することが多かった．同じ話者であっても音声の抑揚やトーンの違いが存在したり，異なる話者であっても声質が類似したりするため，原音声を直接受聴しても正確に話者識別できないこともあるが，前記の正答率はこの点も含めた話者識別精度を示している．このため，帯域制限により原音声が持つ話者識別要因がどれだけ損われるかを調べるためには，評価者に正しく話者識別させるための情報が含まれている音声を扱う必要がある．そこで，帯域制限した音声を用いて話者識別試験を実施し，帯域制限により原音声が持つ話者識別情報がどれだけ損失しているかに着目して正答率を測定する手法を提案する． |
| （英） | The growth of wideband speech telephony enabled to transmit speech that has auditory presence. For quality evaluation of such speech, it is important to assess the auditory presence from the viewpoint of not only naturalness but also manifold quality factors that represent features of the speech. In this paper, we focus on a vocal characteristic as one of the quality factors of wideband speech, and we investigate an effect of bandwidth limiting on speaker verification. Some speaker verification tests were executed and a correct answer rate is used as effects of bandwidth limiting. Even if subjects listen original speech without bandwidth limiting, it may be difficult to judge the speaker because of variations of intonation and tone of same speaker or a likeness of vocal characteristic between different speakers. The above correct answer rate shows speaker verification accuracy not considering the difficulty of accurate judgment. From this point, to investigate a loss of speaker verification factors by bandwidth limiting, it is necessary to focus on original speech with speaker verification factors that subject can judge the speaker accurately. Therefore, we executed a speaker verification test for bandwidth limiting speech, and we present a method that measures a correct answer rate corresponding to loss of speaker verification factors by bandwidth limiting. | |
| キーワード | （和） | 話者識別 / 帯域制限 / 広帯域音声 / / / / / |
| （英） | Speaker verification / Bandwidth limiting / Wideband speech / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 274, CQ2009-49, pp. 59-62, 2009年11月. | |
| 資料番号 | CQ2009-49 | |
| 発行日 | 2009-11-05 (CQ) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CQ2009-49 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CQ NS ICM |
| 開催期間 | 2009-11-12 - 2009-11-13 |
| 開催地（和） | 金沢工業大学 |
| 開催地（英） | Kanazawa Institute of Technology (Ishikawa) |
| テーマ（和） | 次世代・新世代ネットワークアーキテクチャ，トラヒック計測・制御，サービス品質，ネットワーク管理，一般 |
| テーマ（英） | NGN and NwGN Architecture, Traffic Measurement and Control, Quality of Service, Network Management, general areas |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CQ |
| 会議コード | 2009-11-CQ-NS-ICM |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 広帯域音声通信における話者識別精度評価に関する検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A study of speaker verification accuracy for wideband speech communication |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 話者識別 / Speaker verification |
| キーワード(2)（和/英） | 帯域制限 / Bandwidth limiting |
| キーワード(3)（和/英） | 広帯域音声 / Wideband speech |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 恵木 則次 / Noritsugu Egi / エギ ノリツグ |
| 第1著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社NTTサービスインテグレーション基盤研究所 (略称： NTT) NTT Service Integration Laboratories, NTT Corporation (略称： NTT Corp.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 林 孝典 / Takanori Hayashi / ハヤシ タカノリ |
| 第2著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社NTTサービスインテグレーション基盤研究所 (略称： NTT) NTT Service Integration Laboratories, NTT Corporation (略称： NTT Corp.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 玲 / Akira Takahashi / タカハシ アキラ |
| 第3著者 所属（和/英） | 日本電信電話株式会社NTTサービスインテグレーション基盤研究所 (略称： NTT) NTT Service Integration Laboratories, NTT Corporation (略称： NTT Corp.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2009-11-13 08:50:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | CQ |
| 資料番号 | CQ2009-49 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.274 |
| ページ範囲 | pp.59-62 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2009-11-05 (CQ) |
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