講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-03-04 10:00
OpenFlowネットワークを用いたネットワーク品質劣化箇所推定における品質計測の効率化 ○波多野洋一・山崎康広・下西英之(NEC) NS2009-166 |
抄録 |
(和) |
本稿では,一台のプローブでOpenFlowネットワークを計測し,ネットワーク品質劣化箇所の推定を行う方式を提案する.これまでにネットワークを通過する多数のエントツーエンドのフローの品質情報とルーティング情報を基にネットワークの品質劣化箇所を高精度に推定する方式が提案されている.この推定方式では,ルーティング情報からフローの経由リンクを決定し,品質が劣化したフローを最も少ないリンクで説明できるリンク集合を劣化箇所と推定する.従来方式では,品質劣化箇所の見逃しを避けるためには多数のプローブを設置する必要があった.提案では,OpenFlow技術を利用することにより品質劣化箇所を推定する方式を提案する.OpenFlowにより検査フローの経路制御を行うことにより,従来計測が難しかった範囲の計測ができる.このため,例えば一台のプローブだけで見逃し無くネットワーク品質劣化箇所の特定を行うことができる.本稿ではさらにシミュレーションにより提案方式を評価し,一台のプローブによる計測結果で十分な精度の推定が可能であることを示す. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
OpenFlow / ネットワークトモグラフィ / ネットワーク監視 / アクティブ計測 / / / / |
(英) |
OpenFlow / Network Tomography / Network Monitoring / Active Measurement / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 448, NS2009-166, pp. 25-30, 2010年3月. |
資料番号 |
NS2009-166 |
発行日 |
2010-02-25 (NS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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