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| 講演名 | 2010-03-05 15:45 余剰リソースを利用する安全な線形ネットワーク符号化 ○久保友樹・原田邦彦・山本博資（東大）  IT2009-142 ISEC2009-150 WBS2009-121 |
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| 抄録 | （和） | マルチキャスト通信容量$h$を持つネットワークにおいて， 情報$(S_1, S_2, ..., S_{h-t})$と乱数$(R_1，R_2, ..., R_t), (0< t< h), $を 安全な線形ネットワーク符号化を用いてマルチキャスト伝送 すれば，ネットワーク内の$t$本の枝が盗聴されても 情報が全く漏洩しないようできる．このとき，安全に伝送できる 情報量は，$h$から$h-t$に減少し，これ以上の情報を安全には伝送 できないことが証明されている．しかし，これは暗黙のうちに 情報源点でしか乱数を発生できないと仮定しているためである． 本稿では，通常のマルチキャスト通信で使用されない余剰な リソース（使われていない枝やノード）を利用することにより， 安全に伝送できる情報量を$h-t$より大きくできる場合があること を示す． さらに，そのような場合のネットワーク符号の構成法を示す． |
| （英） | In a network with multicast capacity $h$, information $(S_1, S_2, \cdots, S_{h-t})$ can be sent from a source node to sink nodes securely by using random numbers $(R_1, R_2, \cdots, R_t), (0< t< h), $ even if an opponent wiretaps $t$ edges in the network. In this case, the rate of secure information is decreased from $h$ to $h-t$, and it is proved that the rate $h-t$ is optimal. But, in such proofs, it is assumed tacitly that only the source can generate random numbers. In this paper, we show that the rate of secure information can be increased more than $h-t$ if we utilize surplus resources (nodes and edges) that are not used in ordinary multicast network coding. Furthermore, we show how to construct such a network code. |
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| キーワード | （和） | 安全なネットワーク符号化 / 強い安全性 / 線形ネットワーク符号化 / / / / / |
| （英） | secure network coding / strongly secure / linear network coding / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 109, no. 444, IT2009-142, pp. 449-454, 2010年3月. | |
| 資料番号 | IT2009-142 | |
| 発行日 | 2010-02-25 (IT, ISEC, WBS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | IT2009-142 ISEC2009-150 WBS2009-121 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IT ISEC WBS |
| 開催期間 | 2010-03-04 - 2010-03-05 |
| 開催地（和） | 信州大学長野(工学)キャンパス |
| 開催地（英） | Nagano-Engineering Campus, Shinshu University |
| テーマ（和） | 一般：情報通信基礎サブソサイエティ合同研究会 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | IT |
| 会議コード | 2010-03-IT-ISEC-WBS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 余剰リソースを利用する安全な線形ネットワーク符号化 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Secure Linear Network Coding using Surplus Resources |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 安全なネットワーク符号化 / secure network coding |
| キーワード(2)（和/英） | 強い安全性 / strongly secure |
| キーワード(3)（和/英） | 線形ネットワーク符号化 / linear network coding |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 久保 友樹 / Tomoki Kubo / クボ トモキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) The University of Tokyo (略称： Univ. of Tokyo) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 原田 邦彦 / Kunihiko Harada / ハラダ クニヒコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) The University of Tokyo (略称： Univ. of Tokyo) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山本 博資 / Hirosuke Yamamoto / ヤマモト ヒロスケ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) The University of Tokyo (略称： Univ. of Tokyo) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-03-05 15:45:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | IT |
| 資料番号 | IT2009-142, ISEC2009-150, WBS2009-121 |
| 巻番号（vol） | vol.109 |
| 号番号（no） | no.444(IT), no.445(ISEC), no.446(WBS) |
| ページ範囲 | pp.449-454 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-02-25 (IT, ISEC, WBS) |
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