講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-03-09 14:45
フォトニックネットワークを構築する光回路技術とは何か ~ 光集積はもとより、光「集散」を ~ ○中島啓幾(早大) PN2009-101 |
抄録 |
(和) |
半導体レーザが室温連続発振して40周年を迎える.昨年はノーベル物理学賞をC. Kao博士が受賞して今日のネット社会のインフラとしての石英系単一モード光ファイバの出現をいち早く予告した功績が讃えられたことも記憶に新しい。この両者に加えてムーアの法則に則って発展し続けてきた大規模半導体集積回路(LSI)のおかげでネットワークの大容量化・光化は進んだ.しかしながら爆発的に上昇し続けようとする消費電力を抑制して低炭素社会に適合させようとするには電子回路に過剰に依存することなく部分的には光回路への機能移譲を図ることが肝要と思われる.一方で同時代に提唱された光集積回路は果たしてその役割を担えるのであろうか?電子回路や無線技術のこれまでの発展のアナロジーで光回路技術を捉えていいのだろうか?いくつかの視点で議論を深めることにより、今後の方向性を明らかにしたい. |
(英) |
The author would like to adjust each role and function of electronics and photonics over the half century and beyond toward photonic networks. Especially he would like to adjust a definition of integrated optics/photonics. They should not go like electronics by Moore’s law, but pass/through large capacity photonic signals without bottle neck. |
キーワード |
(和) |
フォトニックネットワーク / 光集積回路 / ムーアの法則 / / / / / |
(英) |
Photonic Network / Integrated Optics / Moore's Law / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 109, no. 455, PN2009-101, pp. 85-89, 2010年3月. |
資料番号 |
PN2009-101 |
発行日 |
2010-03-01 (PN) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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PN2009-101 |