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講演名 |
2010-07-27 16:00
ネコ第一次視覚野ニューロンにおける発火変動相関の刺激依存性 ~ 平均発火率Tuningとの関係 ~ ○圓山由子・伊藤浩之(京都産大) NC2010-40 |
抄録 |
(和) |
ネコ第一次視覚野ニューロンにおける発火変動相関の刺激依存性
-平均発火率Tuningとの関係-
圓山由子, 伊藤浩之
京都産業大学コンピュータ理工学部インテリジェントシステム学科
我々の研究室ではネコ第一次視覚野より、複数のシングルニューロンを同時記録している。記録には高密度多電極アレイ(4-tetrodes array, 8-single electrodes array)を用いて、single hyper column程度の範囲内(1mm2)から神経細胞の活動を記録している。使用した刺激は16種類光バー刺激で、session中に各刺激40回ずつランダムな組み合わせでモニタ上に提示する。同時記録されたニューロンペアに対し各刺激発火率変動の相関係数を計算し、有意性検定を行ったところ64%のペアにおいて有意な発火変動相関が確認できた(N=324/504, Bootstrap sampling test: P<0.05)。我々はニューロンペア間の発火変動の相関が、ペアが受けている共通入力によるものではないかと推測し、発火変動相関とニューロンペア間の距離、及びsignal correlationとの関係を調べた。signal correlationに関しては各ニューロンのoptimal orientationの差から求めるSCo、平均発火率のTuningの相関から求めるSCmの2つの定義を用いた。その結果、発火変動相関と距離、及びsignal correlationの間に強い関係は見られなかった。一方、我々は発火変動相関に有意な刺激依存性を示すペアが存在することを確認した(N=49/314, 16%, Kruskal-Wallis test: P<0.05)。発火変動相関の刺激依存性がどのようなメカニズムで生ずるか調べるために、我々は発火変動相関と平均発火率のgeometric meanとの相関係数を計算したところ、22%のペアで有意な相関が確認できた。この結果から、発火変動相関の刺激依存性は平均発火率のTuningを作り出しているメカニズムとは必ずしも同じではないと結論した。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
spike correlation / signal correlation / orientation tuning / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 110, no. 149, NC2010-40, pp. 63-63, 2010年7月. |
資料番号 |
NC2010-40 |
発行日 |
2010-07-20 (NC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
NC2010-40 |
研究会情報 |
研究会 |
NC |
開催期間 |
2010-07-27 - 2010-07-27 |
開催地(和) |
京都大学 |
開催地(英) |
Kyoto University |
テーマ(和) |
脳活動の計測と解析,一般 |
テーマ(英) |
Recording and analysis of neuronal activity, etc |
講演論文情報の詳細 |
申込み研究会 |
NC |
会議コード |
2010-07-NC |
本文の言語 |
日本語 |
タイトル(和) |
ネコ第一次視覚野ニューロンにおける発火変動相関の刺激依存性 |
サブタイトル(和) |
平均発火率Tuningとの関係 |
タイトル(英) |
Stimulus dependence of correlated trial variabilities in cat visual cortex |
サブタイトル(英) |
Relation with the tuning of mean firing rate |
キーワード(1)(和/英) |
spike correlation / |
キーワード(2)(和/英) |
signal correlation / |
キーワード(3)(和/英) |
orientation tuning / |
キーワード(4)(和/英) |
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第1著者 氏名(和/英/ヨミ) |
圓山 由子 / Yoshiko Maruyama / マルヤマ ヨシコ |
第1著者 所属(和/英) |
京都産業大学 (略称: 京都産大)
Kyoto Sangyo University (略称: Kyoto Sangyo Univ.) |
第2著者 氏名(和/英/ヨミ) |
伊藤 浩之 / Hiroyuki Ito / イトウ ヒロユキ |
第2著者 所属(和/英) |
京都産業大学 (略称: 京都産大)
Kyoto Sangyo University (略称: Kyoto Sangyo Univ.) |
第3著者 氏名(和/英/ヨミ) |
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講演者 |
第1著者 |
発表日時 |
2010-07-27 16:00:00 |
発表時間 |
25分 |
申込先研究会 |
NC |
資料番号 |
NC2010-40 |
巻番号(vol) |
vol.110 |
号番号(no) |
no.149 |
ページ範囲 |
p.63 |
ページ数 |
1 |
発行日 |
2010-07-20 (NC) |
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