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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-07-27 09:30 自発発火活動の時間相関による遅延活動期間の情報保持性能の潜在的表現 ○西田知史・田中智洋（京大）・柴田智広・池田和司（奈良先端大）・小川 正（京大）  NC2010-29 |
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| 抄録 | （和） | 現在までの認知的脳機能に関する研究では，主に課題中の刺激や事象に対する神経活動に焦点が当てられてきた．しかし，自発発火時の神経活動を調べることで，脳に潜在する構造的機能特性を知ることができるという研究成果が近年報告されている．本研究では，視覚誘導性眼球運動課題中の固視期間において，サルの後頭頂葉ニューロンの自発活動の時間相関を調べることにより，ニューロン固有の発火頻度保持特性を定量的に評価した．また，同一ニューロンに対し，記憶誘導性眼球運動課題の遅延期間において，目標刺激の位置情報を時間的に保持する性能を定量的に評価し，両者の相関関係を調べた．その結果，有意な相関が認められたことにより，課題制約下におけるニューロンの情報保持のための振る舞いは，ニューロン固有の発火頻度保持特性により説明できることが示唆された． |
| （英） | Most of cognitive neuroscience studies have focused not on the spontaneous neural activity but task-related activity. However, recent evidence demonstrated that spontaneous fluctuations in neuronal activity reflect intrinsic functional architecture of the brain. In the present study, we examined the temporal storage capacity of posterior parietal neurons by calculating the temporal correlation of the spontaneous activity during the fixation period of a visually-guided saccade task. We also examined the information retention capacity of the same neurons for representation of the target position by analyzing the activity during the delay period of a memory-guided saccade task. We found a correlation between these two capacities. Thus, it is suggested that the neuronal behavior for information retention under a task constraint can be explained by the intrinsic storage capacity of the neuron. | |
| キーワード | （和） | 自発活動 / 発火頻度保持特性 / 遅延期間活動 / 頭頂間溝外側壁 / / / / |
| （英） | spontaneous activity / temporal storage capacity / delay-period activity / lateral intraparietal area / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 149, NC2010-29, pp. 1-6, 2010年7月. | |
| 資料番号 | NC2010-29 | |
| 発行日 | 2010-07-20 (NC) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NC2010-29 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NC |
| 開催期間 | 2010-07-27 - 2010-07-27 |
| 開催地（和） | 京都大学 |
| 開催地（英） | Kyoto University |
| テーマ（和） | 脳活動の計測と解析，一般 |
| テーマ（英） | Recording and analysis of neuronal activity, etc |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NC |
| 会議コード | 2010-07-NC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 自発発火活動の時間相関による遅延活動期間の情報保持性能の潜在的表現 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Information retention capacity during delay period implicitly reflected in temporal correlations of spontaneous neuronal activity |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 自発活動 / spontaneous activity |
| キーワード(2)（和/英） | 発火頻度保持特性 / temporal storage capacity |
| キーワード(3)（和/英） | 遅延期間活動 / delay-period activity |
| キーワード(4)（和/英） | 頭頂間溝外側壁 / lateral intraparietal area |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 西田 知史 / Satoshi Nishida / ニシダ サトシ |
| 第1著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 田中 智洋 / Tomohiro Tanaka / タナカ トモヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴田 智広 / Tomohiro Shibata / シバタ トモヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 奈良先端科学技術大学院大学 (略称： 奈良先端大) Nara Institute of Science and Technology (略称： NAIST) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 池田 和司 / Kazushi Ikeda / イケダ カズシ |
| 第4著者 所属（和/英） | 奈良先端科学技術大学院大学 (略称： 奈良先端大) Nara Institute of Science and Technology (略称： NAIST) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小川 正 / Tadashi Ogawa / オガワ タダシ |
| 第5著者 所属（和/英） | 京都大学 (略称： 京大) Kyoto University (略称： Kyoto Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-07-27 09:30:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NC |
| 資料番号 | NC2010-29 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.149 |
| ページ範囲 | pp.1-6 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-07-20 (NC) |
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