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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2010-08-05 15:40 オフライン環境における多様性の高い実行時自己改変ソフトウェア ○柴田 有・平木 敬（東大）  CPSY2010-22 |
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| 抄録 | （和） | 計算機の発展と普及に伴い、計算機上で扱われる電子的な媒体が増加している。これらの媒体に対する違 法行為は増加を続けており、適切な保護機構が求められている。本稿ではソフトウェアの保護機構を取り扱う。保護 に用いる仕組みを違法行為者に理解させないことが重要であり、ソフトウェアの解析を困難にすることはそのための 一つの方法である。実行時にソフトウェアの自己改変を行うことは、解析対象の量を増加させ、解析コストを増加さ せる。自己改変を行うためにネットワーク経由でソフトウェアをアップデートする方式が提案されている。本稿では オフライン環境で多様な自己改変を行う方式を提案する。 提案方式は実行時に意味のない命令列を挿入して自己改変を実現する。一般的に保護機構の導入は実行時コストを増 加させる。挿入する命令列の量と自己改変を行う頻度を変更することで、本方式では実行時コストを調整できる。実 行時コストの調整をSPEC ベンチマークの一部に対して行った。オフライン環境で自己改変方式が実現できることを 示した。本方式は違法行為の開始点である解析を困難にし、ソフトウェア保護の強化を実現する。 |
| （英） | With the developments and spreads of computers, the number of digital media that we treat on computers has been increasing. The number of threats that try to violate digital rights of these media is also increasing. We must protect these media properly from the threats. In this paper, we discuss software protection methods. It is important to hide protection mechanisms from adversaries. One way to achieve the purpose is to make software difficult to analyze. Software metamorphosing at runtime increases the amounts of software that the adversaries have to analyze, and it also increases the costs of analyses consequently. The existing methods require network connections to update software. In this paper, we propose a software metamorphosing method that works offline. Our method inserts redundant instructions to metamorphose software. In general, protection mechanisms increase the execution costs of software. Our method is able to control these costs via the amounts of redundant instructions and the frequencies of metamorphosing. We used SPEC 2000 benchmarks to verify the controllability of our method. These experiments show the feasibility of our offline metamorphosing method. Since the analyses of software are the starting points of illegal activities, our method improves software protections. |
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| キーワード | （和） | 自己改変ソフトウェア / 実行時難読化 / / / / / / |
| （英） | Self metamorphosing / software obfuscation / / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 167, CPSY2010-22, pp. 85-90, 2010年8月. | |
| 資料番号 | CPSY2010-22 | |
| 発行日 | 2010-07-28 (CPSY) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | CPSY2010-22 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | CPSY DC |
| 開催期間 | 2010-08-03 - 2010-08-05 |
| 開催地（和） | 金沢市文化ホール |
| 開催地（英） | Kanazawa Cultural Hall |
| テーマ（和） | 2010年並列／分散／協調処理に関する 『金沢』サマー・ワークショップ |
| テーマ（英） | Summer United Workshops on Parallel, Distributed and Cooperative Processing |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | CPSY |
| 会議コード | 2010-08-CPSY-DC |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | オフライン環境における多様性の高い実行時自己改変ソフトウェア |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Runtime Self Metamorphosing Software without Online Updates |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 自己改変ソフトウェア / Self metamorphosing |
| キーワード(2)（和/英） | 実行時難読化 / software obfuscation |
| キーワード(3)（和/英） | / |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴田 有 / Yuu Shibata / シバタ ユウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) The University of Tokyo. (略称： Univ. of Tokyo.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平木 敬 / Kei Hiraki / ヒラキ ケイ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) The University of Tokyo. (略称： Univ. of Tokyo.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2010-08-05 15:40:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | CPSY |
| 資料番号 | CPSY2010-22 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.167 |
| ページ範囲 | pp.85-90 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2010-07-28 (CPSY) |
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