講演抄録/キーワード |
講演名 |
2010-11-17 14:00
公的な個人情報アカウントを利用した健康情報管理システムに関する実証実験 ○鈴木裕之(東工大)・喜多紘一(保健医療福祉情報安全管理適合性評価協会)・李 中淳・平良奈緒子・小尾高史・山口雅浩・谷内田益義・山本寛繁・瓜生和久・横山隆裕・大山永昭(東工大)・土屋文人(東京医科歯科大歯学部附属病院)・猪口正孝(南町田病院) ISEC2010-52 LOIS2010-31 |
抄録 |
(和) |
個人の健康情報を経年的に管理し、これを利活用することができれば、健康増進や医療の質の向上に繋がると期待できる。近年PRH(Personal Health Record)と呼ばれる個人の健康情報を管理するサービスが利用され始めているが、すべての国民が安心、安全に利用できる仕組みが確立しているとは言えない。これに対し我々は、年金等の個人情報をインターネット上で管理する公的な個人情報アカウントが導入されたことを想定し、この情報アカウントを利用して個人の健康情報を管理するシステムを提案している。今回、構築した実験システムを実際の医療機関や家庭で利用する実証実験を行い、システムの安全性や利活用の効果について評価を行った。 |
(英) |
Personal health record (PHR) system, which is expected to help us to enhance health and to advance the quality of medical care, is not widely used because the standard technology for all citizens to use the PHR system safely and conveniently have not been established. As a solution of this issue, we have proposed the PHR system using public account for personal information management and have developed the experimental system. In this paper, we conduct the demonstrative experiment in the clinical practice and in the home and evaluate the proposed PHR system in terms of security, convenience and so on. |
キーワード |
(和) |
PHR / 電子私書箱 / 社会保障カード / 実証実験 / / / / |
(英) |
PHR / e-P.O.Box / Social Security Card / Demonstrative experiment / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 110, no. 282, LOIS2010-31, pp. 15-21, 2010年11月. |
資料番号 |
LOIS2010-31 |
発行日 |
2010-11-10 (ISEC, LOIS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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