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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2011-03-04 13:00 ACK到着間隔計測によるRTT推定を用いたTCP輻輳制御方式 ○根本洋平・小倉一峰・甲藤二郎（早大）  NS2010-270 |
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| 抄録 | （和） | 現在までTCPの輻輳制御手法として標準的に用いられてきたTCP Renoには、RTT不公平性の問題がある。そのためRTT公平性を実現するための輻輳制御手法としてTCP LibraやHRF TCP(Hybrid RTT Fair TCP)などが提案されている。しかしHRF TCPにおいて他の輻輳制御手法との公平性を実現するためには、競合している相手フローのRTTを推定する必要がある。 筆者らは競合フローのRTTを推定するために、ボトルネックルーターにバッファされるパケット量を利用する手法を提案した。しかし、その手法ではボトルネックルーターのバッファサイズなどをあらかじめ推定する必要があるなど、限られた条件下でないと性能を発揮することができない。本稿では、ACKの到着間隔を利用し競合相手との送信するパケットの割合を推定することで前述の条件に依存することなくRTT公平な制御を行う手法を提案し、シミュレーションおよび実機によるエミュレーション実験を通してその効果を確認した。 |
| （英） | For a long time, TCP Reno has been used as a standard TCP congestion control. But it has been known that TCP Reno has a problem of RTT(Round Trip Time)-unfairness. Therefore some mechanisms, for example TCP Libra and HRF TCP(Hybrid RTT Fair TCP), have been proposed to achieve RTT-fairness. However in HRF TCP, we need to estimate RTT of competing flows to achieve RTT-fairness with TCP Reno. We previously proposed a RTT estimation method using packet amounts buffered in the bottleneck routers. But we need to estimate the max buffer size of the bottleneck router beforehand in this method. In this paper we therefore propose a new RTT fair congestion control method by measuring ACK reception intervals. We also evaluate the performances of HRF TCP in simulations and real machines. |
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| キーワード | （和） | TCP / 輻輳制御 / RTT公平性 / HRF TCP / / / / |
| （英） | TCP / Congestion Control / RTT Fairness / HRF TCP / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 110, no. 448, NS2010-270, pp. 603-608, 2011年3月. | |
| 資料番号 | NS2010-270 | |
| 発行日 | 2011-02-24 (NS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2010-270 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | IN NS |
| 開催期間 | 2011-03-03 - 2011-03-04 |
| 開催地（和） | 沖縄コンベンションセンター |
| 開催地（英） | Okinawa Convention Center |
| テーマ（和） | 一般 |
| テーマ（英） | General, NS+IN workshop (March 3-4) |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2011-03-IN-NS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ACK到着間隔計測によるRTT推定を用いたTCP輻輳制御方式 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | TCP Congestion Control using RTT Estimation by Measuring ACK Intervals |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | TCP / TCP |
| キーワード(2)（和/英） | 輻輳制御 / Congestion Control |
| キーワード(3)（和/英） | RTT公平性 / RTT Fairness |
| キーワード(4)（和/英） | HRF TCP / HRF TCP |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 根本 洋平 / Yohei Nemoto / ネモト ヨウヘイ |
| 第1著者 所属（和/英） | 早稲田大学 (略称： 早大) Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小倉 一峰 / Kazumine Ogura / オグラ カズミネ |
| 第2著者 所属（和/英） | 早稲田大学 (略称： 早大) Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 甲藤 二郎 / Jiro Katto / カットウ ジロウ |
| 第3著者 所属（和/英） | 早稲田大学 (略称： 早大) Waseda University (略称： Waseda Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-03-04 13:00:00 |
| 発表時間 | 20分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2010-270 |
| 巻番号（vol） | vol.110 |
| 号番号（no） | no.448 |
| ページ範囲 | pp.603-608 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-02-24 (NS) |
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