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| 講演名 | 2011-04-22 14:15 メニーコアにおける同期遅延増大を回避する並列カウント処理方法 ○近藤 悟・櫻田玲子・金子雅志（NTT）  NS2011-15 |
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| 抄録 | （和） | 近年、周波数上昇に伴う熱問題の回避困難性から，CPUの性能向上はコア数に頼るようになってきている．一般的にマルチコアCPUの性能を使いきるためには，プログラムを並列性の高い形態にする必要がある．並列性を高めるため，従来からアムダールの法則等を元に，逐次処理部分の最小化等が行われてきたが，将来的なメニーコアCPUでは，これだけでは不十分であることが最近の研究で明らかになってきている．特に，コア数が多くなると，同期のためのキャッシュコヒーレンスに掛かるオーバーヘッドが増大し，処理粒度の小さいカウンタ処理であってもボトルネックとなることが指摘されている．これに対し，コア個別でカウント処理を実行し，最後に値を統合する方式や，楽観的Lockを用いる手法等が提案されてきているが，カウントを伴う処理においては，その値を何らかの制約条件に掛けることが多く，その場合，結局毎回同期を取って総量を計算する必要が出てきてしまうため適用できない．そこで本稿では，この制約条件における閾値を操作して検査処理を枝刈することによって，同期回数を削減し，並列性を確保し得る手法の提案を行う. |
| （英） | Recently, the performance gain of CPU has come to rely on the number of cores, because of the heat problem according to the CPU frequency rise. Generally, to use up the performance in multi core CPU, we should program by the style of high parallelism. According to the Amdahl’s law, we have done various optimizations, such as minimization of sequential processing part, in order to improve the parallelism in the past. In many-core CPU that will appear in the future, it is understood not to be able to solve the bottleneck by only these techniques by the recent researches. Especially, these researches pointed out that the overhead of cash coherence for cores’ synchronization increase and cause bottleneck even if small processing such as count processing exist. To solve this problem, in the past, technique, which each core by thread counts independently and integrates values at the end, was proposed. As other technique, method using Optimistic Lock was proposed too. However, because we use the counter with some condition sentence generally, we should add the value of each core to the shared variable. In this case, overhead for synchronization cause every processing loop in the thread. Then, in this paper, we propose the method that improves parallelism by reducing the frequency of synchronization. | |
| キーワード | （和） | 並列処理 / 同期 / キャッシュ / / / / / |
| （英） | Parallel Processing / Synchronization / Cache / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 111, no. 8, NS2011-15, pp. 83-88, 2011年4月. | |
| 資料番号 | NS2011-15 | |
| 発行日 | 2011-04-14 (NS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | NS2011-15 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | NS |
| 開催期間 | 2011-04-21 - 2011-04-22 |
| 開催地（和） | 福井大学 |
| 開催地（英） | Fukui University |
| テーマ（和） | トラヒック、NW評価、性能、リソース管理・制御、トラヒックエンジニアリング、NW信頼性・レジリエンシ、一般 |
| テーマ（英） | Traffic, Network evaluation, Performance, Resource Management/Control, Traffic Engineering |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | NS |
| 会議コード | 2011-04-NS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | メニーコアにおける同期遅延増大を回避する並列カウント処理方法 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Method of Parallel Count Processing for avoiding the increasing time of Coherence on Many-core CPU |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 並列処理 / Parallel Processing |
| キーワード(2)（和/英） | 同期 / Synchronization |
| キーワード(3)（和/英） | キャッシュ / Cache |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 近藤 悟 / Satoshi Kondoh / コンドウ サトシ |
| 第1著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 櫻田 玲子 / Reiko Sakurada / サクラダ レイコ |
| 第2著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 金子 雅志 / Masashi Kaneko / カネコ マサシ |
| 第3著者 所属（和/英） | NTT (略称： NTT) NTT (略称： NTT) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2011-04-22 14:15:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | NS |
| 資料番号 | NS2011-15 |
| 巻番号（vol） | vol.111 |
| 号番号（no） | no.8 |
| ページ範囲 | pp.83-88 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2011-04-14 (NS) |
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