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講演抄録/キーワード
講演名 2011-09-01 16:40
[特別招待講演]輻輳制御の研究動向
山本 幹関西大NS2011-71 IN2011-67 CS2011-32
抄録 (和) ネットワーク内のルータで発生する輻輳に対し送信ホストの送信レートを抑制する輻輳制御については,これまで多くの研究例がある.特にトランスポート層でのTCP については,対象とするネットワークの変遷に伴い,多くの改良型が提案されてきた.例えば10年ほど前までは,無線LANの普及,高速化というネットワークの変化に伴い,無線ネットワークを対象としたTCPが数多く提案されている.近年は,ネットワークの高速大容量化に伴い帯域遅延積が大きくなっており,この環境に適したTCPが数多く提案されている.帯域遅延積が大きいネットワークでのTCPの問題点として,AIMDにおけるAI区間が長くなり帯域を十分に使い切れないというScalabilityの問題がある.Scalabilityを向上させるためには,単純にレート増加を積極的なものに変更すればよいが,これだけでは既存TCPとの親和性やRTTの差異に伴う不公平性が悪化するという問題がある.これらの問題を解決する手法として興味深い方法が提案され,実際にWindowsやLinuxなどの広く普及しているOSにおいて採用されている.本稿では,これらの実用的な改良型TCPのいくつかを紹介し,その設計理念について説明する.また,これらのTCPが実際に混在して使用されている状況で発生する,全く新しい観点での公平性の問題について実際の評価例を用いて説明する.さらに,輻輳制御の新しい方向性として,データセンタネットワークを対象とした2層輻輳制御を紹介する.データセンタネットワークでは,帯域は非常に広いものの,伝送距離が非常に短いため帯域遅延積はそれほど大きくないがフレームロスに対する要求条件が従来のネットワークに比べ非常に厳しいという特徴がある.この特徴に応じて,現在標準化が進められている2層輻輳制御を紹介する. 
(英) There have been proposed lots of improved TCPs, such as several improvements of TCP suitable for wireless networks. With recent trends in networks of high speed and wide bandwidth, TCPs which can highly utilize wide bandwidth have been proposed. Technical problem of TCP with high speed and long distance network is low utilization caused by slow increase and long duration of additive increase phase. Simple improvement of scalability with aggressive increase degrades both TCP friendliness and RTT fairness. Several sophisticate improvements which resolve above three technical problems, scalability, RTT fairness and TCP friendliness, are now implemented in widely used OS, Windows and Linux. This paper comprehensively illustrates these widely deployed TCP new versions and their design principles. And it also shows new fairness problem among different type of high speed TCPs. This paper also explains layer 2 congestion control in data center networks. In data center networks, Ethernet bridges which do not lose frames even under congestion are required, which is significantly more strict requirement than conventional LAN. QCN, a standardized layer 2 congestion control in IEEE 802.1Qau, is explained in detail.
キーワード (和) 輻輳制御 / TCP / 遅延帯域積 / データセンタ / 2層輻輳制御 / / /  
(英) Congestion Control / TCP / Delay-Bandwidth Product / Data Center Networking / Layer 2 Congestion Control / / /  
文献情報 信学技報, vol. 111, no. 198, CS2011-32, pp. 21-26, 2011年9月.
資料番号 CS2011-32 
発行日 2011-08-25 (NS, IN, CS) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685    Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード NS2011-71 IN2011-67 CS2011-32

研究会情報
研究会 CS NS IN  
開催期間 2011-09-01 - 2011-09-02 
開催地(和) 東北大学 
開催地(英) Tohoku University 
テーマ(和) ポストIPネットワーキング,新世代ネットワーク,ネットワークモデル,インターネットトラヒック,TCP/IP,マルチメディア通信,ネットワーク管理、リソース管理,プライベートネットワーク,NW安全性および一般 
テーマ(英) Post IP Networking, Next Generation Network, Network Model, Internet Traffic, TCP/IP, Multimedia Communication, Network Management, Resource Management, Private Network, NW Security, etc. 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 CS 
会議コード 2011-09-CS-NS-IN 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 輻輳制御の研究動向 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Recearch Trends in Congestion Control 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) 輻輳制御 / Congestion Control  
キーワード(2)(和/英) TCP / TCP  
キーワード(3)(和/英) 遅延帯域積 / Delay-Bandwidth Product  
キーワード(4)(和/英) データセンタ / Data Center Networking  
キーワード(5)(和/英) 2層輻輳制御 / Layer 2 Congestion Control  
キーワード(6)(和/英) /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 山本 幹 / Miki Yamamoto / ヤマモト ミキ
第1著者 所属(和/英) 関西大学 (略称: 関西大)
Kansai University (略称: Kansai Univ.)
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講演者 第1著者 
発表日時 2011-09-01 16:40:00 
発表時間 40分 
申込先研究会 CS 
資料番号 NS2011-71, IN2011-67, CS2011-32 
巻番号(vol) vol.111 
号番号(no) no.196(NS), no.197(IN), no.198(CS) 
ページ範囲 pp.61-66(NS), pp.21-26(IN), pp.21-26(CS) 
ページ数
発行日 2011-08-25 (NS, IN, CS) 


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