講演抄録/キーワード |
講演名 |
2011-12-16 11:35
時間差相関に基づく混信分離方式の信号周期性に基づくパラメータ設定方式 ○網嶋 武・平田和史(三菱電機) SANE2011-131 |
抄録 |
(和) |
時間差相関に基づくブラインド混信分離方式の一つであるTemporal Decorrelation Source SEParation(TDSEP)では,入射信号の時間差相関を利用して信号を分離する.TDSEPでは,時間差パラメータの設定が必要であり,通常,ランダムに複数設定するか,入射信号の時間周期性をとらえたパラメータ設定を行う.しかし,前者は,安定した分離性能が得られるもの,多数のパラメータ数を設定する必要があるため,後段のTDSEPの演算負荷が高くなる.後者は,入射信号に関する先験情報が必要となる.
本稿では,周期信号に対し,できるだけ少ない数の時間差パラメータで高い分離性能を得るパラメータ自動設定方式を提案する.具体的には,周期信号では,白色化受信信号の時間差相互相関値に各入射信号の周期で高い値が得られる性質を用い,各信号周期毎に1つずつ時間差パラメータを設定する方法を提案する.提案方式により,周期信号では,従来のランダムにパラメータを同数だけ選択した場合に比べ,約22dBの改善を確認する. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
独立成分分析 / パッシブ / 電波 / キュムラント / ブラインド / 分離 / / |
(英) |
ICA / passive / radio / cumulant / blimd / separation / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 111, no. 355, SANE2011-131, pp. 25-29, 2011年12月. |
資料番号 |
SANE2011-131 |
発行日 |
2011-12-09 (SANE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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