講演抄録/キーワード |
講演名 |
2012-02-24 13:45
[招待講演]計算機を介した人と生態系のインタラクションの研究 ~ イリオモテヤマネコの保全現場支援から被爆生態系の再生過程解明まで ~ ○小林博樹・崔 舜星・安田真悟(北陸先端大)・松浦知史(奈良先端大) IA2011-76 |
抄録 |
(和) |
現在、人間の生活圏の拡大や自然開発の活発化に伴い、絶滅危惧種の増加や有害鳥獣類による農作物や交通システムの被害、被曝生態系など人間社会の利益と生態系の保全との衝突が深刻な問題となっている。人間が生態系に物理的に接触すれば生態系の破壊は不可避であり、生態系保全には物理的な分断がもっとも効果的な手法である。しかしながら、自然遺産や天然記念物は観光産業や農林業と密接に結びついおり、完全な分断もまた不可能である。本研究では、この”人間と自然との関わりの矛盾”という課題の解決支援として、計算機を介した人と生態系の関わりを提案している。具体的には、人間と生態系を「物理的に分断」し、その「物理的分断」された空間内で計算機が生態系に接触し、実空間の野生生物を行動制御してみせるメタレベルの概念として「情報的接触」を提案。これにより「生態可逆的維持」を実現する。これらが実装された環境を“計算機を介した人と生態系のインタラクション(HCBI)“としている。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
生態保全 / 野生動物調査 / ウェアラブル / ユビキタス / 福島原発事故 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 111, no. 444, IA2011-76, pp. 65-69, 2012年2月. |
資料番号 |
IA2011-76 |
発行日 |
2012-02-16 (IA) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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