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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2012-11-02 11:10 オープンソースソフトウェアにおけるコードクローンの消失に関する調査 ○堀田圭佑・肥後芳樹・楠本真二（阪大）  SS2012-42 |
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| 抄録 | （和） | ソフトウェアの保守を困難にするおそれのある要因の一つとして，コードクローンの存在が指摘されている．その一方で，コードクローン生成の主要因である既存コードのコピーアンドペーストによる再利用は，必要な機能を高速に実装できるという理由から，ソフトウェア開発においてしばしば行われている．そのため，ソフトウェア中にコードクローンを存在させないことは現実的ではない．すなわち，コードクローンを管理する技術が求められているといえる．コードクローンの管理を効率的に行うためには，コードクローンが持つ特性を明らかにする必要がある．このような背景に基づき，コードクローンの発生，並びに進化に関する研究が盛んに行われている．しかしながら，コードクローンの消失に関する研究はこれまでに行われていない．コードクローンの消失理由，及び消失したコードクローンが持つ特性が明らかになれば，負の影響を持つコードクローンの特定などの促進が期待される．そこで本稿では，高速にコードクローンの消失を特定する手法を提案し，それを用いてオープンソースソフトウェアを対象とした調査を行った．調査の結果，コードクローンの消失はソフトウェアの開発期間全体を通して多数発生しているこ とや，消失したコードクローンはそうでないコードクローンと比較して複雑でなく，かつコードクローンを構成するコード片の数が少ない傾向にあることがわかった． |
| （英） | Code clones have been well studied because the presence of clones is regarded as a bad smell for software maintenance. On the other hand, creating code clones has a positive aspect that reusing existing code by copy-and-paste operations can realize rapid development of software systems. Thus, it is not realistic to rid software systems of clones. That is to say, an efficient clone management is required. Based on this background, many researchers have studied on clone appearances or clone evolution. However, there is no research that reveals how clones were gone. To reveal why clones were gone or what characteristics disappeared clones have could promote the efficient clone management. This paper proposes an investigation method for clone disappearances, and conducted an empirical study on open source software systems. Our experimental results showed that clone disappearances occur many times. Moreover, it was found that disappeared clones tend to consist of less code fragments and be less complex than non-disappeared ones. |
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| キーワード | （和） | コードクローン / ソフトウェア進化 / ソフトウェア保守 / オープンソースソフトウェア / / / / |
| （英） | Code Clone / Software Evolution / Software Maintenance / Open Source Software Projects / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 112, no. 275, SS2012-42, pp. 111-116, 2012年11月. | |
| 資料番号 | SS2012-42 | |
| 発行日 | 2012-10-25 (SS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SS2012-42 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SS IPSJ-SE |
| 開催期間 | 2012-11-01 - 2012-11-02 |
| 開催地（和） | 広島市立大学、講堂 小ホール |
| 開催地（英） | Hiroshima City University |
| テーマ（和） | ソフトウェアサイエンス、理論 |
| テーマ（英） | Software science, theory |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SS |
| 会議コード | 2012-11-SS-SE |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | オープンソースソフトウェアにおけるコードクローンの消失に関する調査 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | An Empirical Study of Clone Disappearances on Open Source Software Projects |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | コードクローン / Code Clone |
| キーワード(2)（和/英） | ソフトウェア進化 / Software Evolution |
| キーワード(3)（和/英） | ソフトウェア保守 / Software Maintenance |
| キーワード(4)（和/英） | オープンソースソフトウェア / Open Source Software Projects |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 堀田 圭佑 / Keisuke Hotta / ホッタ ケイスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 肥後 芳樹 / Yoshiki Higo / ヒゴ ヨシキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 楠本 真二 / Shinji Kusumoto / クスモト シンジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 大阪大学 (略称： 阪大) Osaka University (略称： Osaka Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2012-11-02 11:10:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | SS |
| 資料番号 | SS2012-42 |
| 巻番号（vol） | vol.112 |
| 号番号（no） | no.275 |
| ページ範囲 | pp.111-116 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2012-10-25 (SS) |
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