講演抄録/キーワード |
講演名 |
2013-01-24 11:10
ピントのずれに頑健な文字認識手法の高速化 ○伊村政志・岩村雅一(阪府大)・日浦慎作(広島市大)・黄瀬浩一(阪府大) PRMU2012-111 MVE2012-76 |
抄録 |
(和) |
文字認識では,ピントのずれによって認識率の低下が起きる.
この問題の原因は,文字の特徴が潰れ,パターンが類似することにある.
この問題は符号化開口を用いてピントがずれても文字の特徴が残るようにすれば解決可能と考えられる.
しかし,ぼけ画像はレンズの焦点面からのずれにより変化するため,認識にはぼけの度合を推定する必要がある.
1枚の画像からぼけの度合を推定するには,画像に対して何かしらの仮定を設ける必要がある.
そこで本研究では,画像には予め学習されたテンプレートのいずれかの文字が写っていると仮定する.
前報では,予めテンプレートのぼけたパターンを用意して,認識対象とテンプレートマッチングにより認識する手法を提案した.
しかし,この手法ではマッチングに用いるパターン数がテンプレートとぼけの度合の候補数の掛け算になってしまうため,その数に比例して処理時間が膨大なものとなってしまう.
そこで本稿ではぼけの度合推定と文字認識の2つのプロセスに分割することで上記手法の高速化を図る.
また,ぼけた文字の認識に適した開口形状について検討する. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
文字認識 / 符号化開口 / コンピュテーショナルフォトグラフィ / テンプレートマッチング / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 112, no. 385, PRMU2012-111, pp. 257-262, 2013年1月. |
資料番号 |
PRMU2012-111 |
発行日 |
2013-01-16 (PRMU, MVE) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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PRMU2012-111 MVE2012-76 |
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