講演抄録/キーワード |
講演名 |
2013-01-31 09:55
3次元モデルのマッチングにおける回転にロバストな正規化手法の検討 ○大塚和喜・市毛弘一(横浜国大) SIP2012-81 RCS2012-238 |
抄録 |
(和) |
本稿では,立面図を用いた3 次元モデルの類似形状探索問題において,局所的に主成分分析を適用した正規化手法を用いた探索アルゴリズムを提案する.3 次元モデルの探索には形状そのものによる探索が重要である.モデルの形状特徴を抽出した特徴量を求め,特徴量間の何らかの距離をモデル間の相違度として,特定のモデルを探索する研究が注目されている.既存の3 次元モデル類似形状探索の手法は,特徴量がモデルの位置・大きさ・回転に依存してしまい,特徴量抽出前に正規化を行う必要がある.しかし,わずかに形状の異なるいくつかのモデルは,正規化の手法や適用順序の違いにより,人間の目にはほぼ同一に見えていても特徴量が大きく異なる場合がある.これは類似探索において,特徴量の値に基づいて相違度を判定する際に大きく影響する.本稿で提案する局所的な主成分分析を用いたモデルの正規化は,モデルの形状を考慮し,特徴量を効率的に抽出することが可能になっている. |
(英) |
This paper presents an efficient 3-D model matching method based on elevation descriptor with Principal Component Analysis(PCA). 3-D models need to be standardized in advance of retrieval, because their feature parameters depend on their location, scaling and rotation. Feature parameters may become different for some models even their shapes are almost same. This has a huge effect on calculating the difference based on extracted feature parameters in 3-D models retrieval. The proposed standardization method with partial PCA can extract feature parameters more efficiently. |
キーワード |
(和) |
3次元モデル / 類似形状探索 / 主成分分析 / / / / / |
(英) |
3-D model / retrieval / Principal Component Analysis / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 112, no. 423, SIP2012-81, pp. 1-6, 2013年1月. |
資料番号 |
SIP2012-81 |
発行日 |
2013-01-24 (SIP, RCS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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SIP2012-81 RCS2012-238 |