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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-06-14 16:00 /r/-/l/訓練における年齢効果：聴覚機能劣化の影響の有無 ○久保理恵子・赤木正人（北陸先端大）  SP2013-51 WIT2013-21 |
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| 抄録 | （和） | 成人を対象とした米語/r/-/l/聴取訓練結果で年齢効果が示された．本報告では，訓練における年齢効果が聴覚機能劣化によってのみ説明できるか，より上位の処理が年齢とともに変化することを考慮すべきか検証した．若・中・高齢者の日本語話者を対象とし，聴力閾値の測定と，3段階の親密度から成る語音聴取検査により，聴覚機能劣化を推定した．その結果，高齢者は，閾値上昇，時間分解能や周波数分解能の低下を有することが確認された．しかし，音響分析により，/r/-/l/の特徴であるF3の持続時間や周波数は，聴覚機能劣化の影響範囲外であり，/r/-/l/の音響特徴の物理的な受容は若～高齢者まで可能であることが示唆された．また，聴覚機能劣化は年齢と直線的に対応せず，訓練における直線的な年齢効果と一致しなかった．以上から，訓練における年齢効果が聴覚機能劣化によってのみでは説明できず，より上位の処理の変化等を考慮すべきであると結論した． |
| （英） | Age-related decrease in training effect was shown by training of American English /r/-/l/ contrasts on Japanese speakers. This study examined whether the decrease can be explained exclusively by auditory aging, or other, age-related changes of upper processing should be taken into account. Young, middle-aged and older adults of Japanese speakers participated in the experiment. Hearing threshold and spoken word perception test were used to estimate their auditory aging. The word perception test was composed of three levels of word-familiarity. The results suggest that participants had auditory aging emerging as high frequency loss and time-/frequency-resolution degradation. Nonetheless, the acoustic features to distinguish /r/ and /l/ are supposed to be unaffected by these auditory aging. The effect of word familiarity implied compensatory cognitive processing involved. These suggest that age-related decrease cannot be explained exclusively by auditory aging, upper processing should be taken into account. |
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| キーワード | （和） | 第二言語 / 音韻習得 / 年齢効果 / 聴覚機能劣化 / 補完の働き / / / |
| （英） | second-language (L2) learning / phoneme acquisition / aging effect / auditory aging / compensation strategies / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 76, SP2013-51, pp. 119-124, 2013年6月. | |
| 資料番号 | SP2013-51 | |
| 発行日 | 2013-06-06 (SP, WIT) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2013-51 WIT2013-21 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP WIT |
| 開催期間 | 2013-06-13 - 2013-06-14 |
| 開催地（和） | 新潟大学駅南キャンパス「ときめいと」 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 音声/福祉/ディジタル信号処理/聴覚一般(音響学会聴覚研究会共催） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2013-06-SP-WIT |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | /r/-/l/訓練における年齢効果：聴覚機能劣化の影響の有無 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Aging effects on perceptual learning of /r/-/l/ : Influence of auditory aging |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 第二言語 / second-language (L2) learning |
| キーワード(2)（和/英） | 音韻習得 / phoneme acquisition |
| キーワード(3)（和/英） | 年齢効果 / aging effect |
| キーワード(4)（和/英） | 聴覚機能劣化 / auditory aging |
| キーワード(5)（和/英） | 補完の働き / compensation strategies |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 久保 理恵子 / Rieko Kubo / |
| 第1著者 所属（和/英） | 北陸先端科学技術大学院大学 (略称： 北陸先端大) Japan Advanced Institute of Science and Technology (略称： JAIST) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 赤木 正人 / Masato Akagi / |
| 第2著者 所属（和/英） | 北陸先端科学技術大学院大学 (略称： 北陸先端大) Japan Advanced Institute of Science and Technology (略称： JAIST) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-06-14 16:00:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2013-51, WIT2013-21 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.76(SP), no.77(WIT) |
| ページ範囲 | pp.119-124 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2013-06-06 (SP, WIT) |
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