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講演抄録/キーワード
講演名 2013-07-25 17:00
[招待講演]改めてコミュニケーションとは何かを考える
原島 博 IT2013-19
抄録 (和) まずは自己紹介から始めることをお許し頂きたい。私自身は長いこと大学の工学部の電子情報工学科に属してきた。関心を持ってきた専門分野は、キーワードを並べると、情報理論、通信理論、信号理論、信号処理、生体モデル、知的符号化、ヒューマンコミュニケーション、バーチャルリアリティ、顔学、そして情報技術と文化・・・。
このそれぞれは関係なさそうに見えるかもしれないが、自分の中では首尾一貫しているテーマがある。それは「人のコミュニケーションの基礎を探り、それを技術的にサポートすること」である。
情報理論は、コミュニケーションの数学的基礎である。私の研究は情報理論に基づいて新しい通信方式を探ることから始まったが、次第に人間同士のコミュニケーション、あるいは生体内部での情報の流れを、情報理論的あるいは信号理論的に探求することに関心が移っていった。
有名なシャノンの情報理論におけるコミュニケーションモデルでは、送信側から受信側への一方向的な情報の流れのみが扱われているが、実際のコミュニケーションにおける情報の流れはほとんどが双方向である。このような双方向の情報理論、例えば向きを持った「有向情報量」なるものは定義できないであろうか。さらには、必ずしもビットという単位では測れない感性的な情報もモデル化して、学問として体系化できないであろうか。
コミュニケーション技術そのものの見直しに関心を持ったこともある。いわゆる通信工学では電話機などが端末であるが、コミュニケーションの立場からは、本当の端末は人そのものであろう。その立場から1990年頃に提唱した概念が「ヒューマンコミュニケーション工学」である。現在では電子情報通信学会において、独立した一つの領域として研究が進められている。
このヒューマンコミュニケーション工学の一つが、人の顔に関する研究、いわゆる「顔学」である。顔は、人における最も強力なコミュニケーションメディアである。そこでのコミュニケーションは多種多様である。顔を通じて、言語的な情報だけでなく、表情という非言語的な情報もやりとりしている。
さらには、顔は見る人と見られる人の関係の中にある。同じ顔も、どのような気持ちで見るかにより違って見える。相手の顔からその人の心を読み取ろうとするが、そこに見えているのは、もしかしたら自分の心かもしれない。
この講演では、私自身のこれまでの研究を振り返りながら、改めて「コミュニケーションとは何か」について考えてみたい。 
(英) (Not available yet)
キーワード (和) コミュニケーション / 双方向情報理論 / 知的情報理論 / ヒューマンコミュニケーション / 知的符号化 / 感性情報 / /  
(英) / / / / / / /  
文献情報 信学技報, vol. 113, no. 153, IT2013-19, pp. 41-41, 2013年7月.
資料番号 IT2013-19 
発行日 2013-07-18 (IT) 
ISSN Print edition: ISSN 0913-5685    Online edition: ISSN 2432-6380
著作権に
ついて
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034)
PDFダウンロード IT2013-19

研究会情報
研究会 IT  
開催期間 2013-07-25 - 2013-07-26 
開催地(和) 早稲田大学 西早稲田キャンパス 
開催地(英) Nishi-Waseda campus, Waseda University 
テーマ(和) フレッシュマンセッション,一般 
テーマ(英) freshman session, general 
講演論文情報の詳細
申込み研究会 IT 
会議コード 2013-07-IT 
本文の言語 日本語 
タイトル(和) 改めてコミュニケーションとは何かを考える 
サブタイトル(和)  
タイトル(英) Reconsideration of human communication and associated technologies 
サブタイトル(英)  
キーワード(1)(和/英) コミュニケーション /  
キーワード(2)(和/英) 双方向情報理論 /  
キーワード(3)(和/英) 知的情報理論 /  
キーワード(4)(和/英) ヒューマンコミュニケーション /  
キーワード(5)(和/英) 知的符号化 /  
キーワード(6)(和/英) 感性情報 /  
キーワード(7)(和/英) /  
キーワード(8)(和/英) /  
第1著者 氏名(和/英/ヨミ) 原島 博 / Hiroshi Harashima / ハラシマ ヒロシ
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講演者 第1著者 
発表日時 2013-07-25 17:00:00 
発表時間 50分 
申込先研究会 IT 
資料番号 IT2013-19 
巻番号(vol) vol.113 
号番号(no) no.153 
ページ範囲 p.41 
ページ数
発行日 2013-07-18 (IT) 


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