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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2013-08-23 11:00 コミュニケーション場面における責任帰属判断の発達 ～ 接触原理を中心に ～ ○石川勝彦（熊本県立大）・孟 ケンイ・橋彌和秀（九大）  HCS2013-33 |
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| 抄録 | （和） | 本研究では2つの実験を行い、幼児の道徳判断を成人のそれと比較した。具体的には、複数の人物が協働して作業にあたったところ，ネガティブな結果が生じる場面に対し責任帰属を求めることを通じて、集合的な共同プロセスに対する責任帰属にともなう困難やジレンマをどのように幼児が処理するのかを検討した。主に，接触原理に基づく道徳判断の発達的変化に注目した。被験者に提示した実験刺激のひとつでは、課題の解決方法を「提案」する人物と、提案に賛成したうえで「実行」する行為者が登場した。ひとつの条件では提案者が提案に加えて実行者の実行を手助けした。他方の条件では提案者は実行を手助けしなかった。提案者にネガティブな結果の責めをどの程度帰責するかを尋ねたところ、成人と6歳児では条件の効果が見られなかったのに対し、5歳児は手助けがあった条件において提案者に強く帰責した。このことから、合意形成・意思決定というコミュニカティブな側面を考慮した道徳判断は、物理的な顕在的な接触原理を抑制したのちに現れる可能性が示唆された。 |
| （英） | In two experiments, we compared the tendency of moral judgment of adults and 5 and 6-year-olds. Specifically, through investigating how participants evaluated the valents of actions which embedded in group activity, we attempted to clarify how adults and children resolved the dilemma with responsibility attribution for collective activity: who should we blame in collective activity. Mainly, we investigated developmental change of judgment based on the contact principle. In experimental stimuli, a proposer suggested task-solution to a performer and the performer agreed on it and made an action according to the idea. In one condition, the proposer helped the performer do the challenge, and in the other condition the proposer did not help the performer. When asked to judge which person was worse, the proposer or the performer, adults and 6-year-old advocated the proposer equally in both condition, whereas 5-year-olds advocated the proposer strongly in the former condition but in the latter condition equally. In the course of development, the ability to consider the importance of communication or consensus on moral judgment might follow the overcome of focusing too much on the contact principle. | |
| キーワード | （和） | コミュニケーション / 道徳判断 / 接触原理 / アコーディオン効果 / / / / |
| （英） | communication / moral judgment / the contact principle / the accordion effect / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 113, no. 185, HCS2013-33, pp. 7-12, 2013年8月. | |
| 資料番号 | HCS2013-33 | |
| 発行日 | 2013-08-16 (HCS) | |
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HCS2013-33 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HCS |
| 開催期間 | 2013-08-23 - 2013-08-24 |
| 開催地（和） | 立命館大学朱雀キャンパス |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | コミュニティとコミュニケーションおよび一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HCS |
| 会議コード | 2013-08-HCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | コミュニケーション場面における責任帰属判断の発達 |
| サブタイトル（和） | 接触原理を中心に |
| タイトル（英） | The developmental change of moral judgment for the case of communication |
| サブタイトル（英） | focus on the contact principle |
| キーワード(1)（和/英） | コミュニケーション / communication |
| キーワード(2)（和/英） | 道徳判断 / moral judgment |
| キーワード(3)（和/英） | 接触原理 / the contact principle |
| キーワード(4)（和/英） | アコーディオン効果 / the accordion effect |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 石川 勝彦 / Katsuhiko Ishikawa / イシカワ カツヒコ |
| 第1著者 所属（和/英） | 熊本県立大学 (略称： 熊本県立大) Prefectural University of Kumamoto (略称： Prefectural Univ. of Kumamoto) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 孟 ケンイ / Meng Xianwei / モウ ケンイ |
| 第2著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyusyu University (略称： Kyushu Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 橋彌 和秀 / Kazuhide Hashiya / ハシヤ カズヒデ |
| 第3著者 所属（和/英） | 九州大学 (略称： 九大) Kyusyu University (略称： Kyushu Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2013-08-23 11:00:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | HCS |
| 資料番号 | HCS2013-33 |
| 巻番号（vol） | vol.113 |
| 号番号（no） | no.185 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2013-08-16 (HCS) |
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