講演抄録/キーワード |
講演名 |
2013-09-13 13:00
仮想光トランスポート制御技術における資源割当最適化方式の検討 ○森 弘樹・鎌村星平・島崎大作・植松芳彦・笹山浩二(NTT) NS2013-85 |
抄録 |
(和) |
情報通信網を取り巻く様々な環境変化に対する柔軟な対応力を確保する技術として著者らは仮想光トランスポート制御技術を提案している.仮想光トランスポート制御技術では光トランスポートや伝送路,ルータ・スイッチ等の物理網資源を論理化し,それらの組み合わせで構成される論理網として複数の利用者に提供する.それぞれの論理網への物理資源の割当をネットワークワイドに最適化することで柔軟な設備共用による設備コストの削減や割当変更による可用性の向上,保守条件の緩和といった効能を実現する.これらの効能を実現するためには故障や需要変動等の環境変化に応じて物理資源の割当を最適に決定する必要がある.本稿では仮想光トランスポート制御技術において物理網条件,各論理網条件,現在の割当状態,最適設計結果をもとに,資源割当の変更・設備増設を考慮して資源割当の最適化を実現するアルゴリズムの全体像とその要件について述べる.アルゴリズムの実現に向けて最適化を行う際の最適化指標の一つとして参照する,最適化を行う時刻における最適設計の計算アルゴリズムを示す.計算アルゴリズムでは論理網の論理リンクの配置を予め求めた物理網上の最短経路に基づいて決定し,論理システムの配置のみを探索する.シミュレーション評価により大規模網に適用可能な計算アルゴリズムのスケール性を示す. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
仮想光トランスポート制御技術 / 資源割当 / 最適化 / / / / / |
(英) |
Virtualized Optical Transport Networking Technology / resource provisioning / optimization / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 113, no. 205, NS2013-85, pp. 69-74, 2013年9月. |
資料番号 |
NS2013-85 |
発行日 |
2013-09-05 (NS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
NS2013-85 |