講演抄録/キーワード |
講演名 |
2013-12-13 16:10
Congealingを用いた多フォントの共通形状抽出 ○江頭勇治・フォン ヤオカイ・内田誠一(九大) PRMU2013-89 |
抄録 |
(和) |
本研究の最終的な目標は,「文字Aとは何か?」という古くから言われている問題に解決を与えることにある.模索しつつある解決法の一つが,様々なフォントの共通形状である.すなわち,全てのフォントは,文字Aの共通形状からの派生であると仮想する.異体字の存在などを考えると,この仮想は十分ではない,すなわち文字Aは単一ではなく,複数の基本形状がある可能性もある.しかしながら,いずれも可能性であり,まずは共通形状を求める試みから始めるべきであろう.この共通形状を求める手段として,本稿では,Congealingと呼ばれる既存手法を用いる.これは,複数の画像パターンを同時にアライメントする手法である.複数フォントを単純平均して共通形状を求めれば,単にぼけた平均パターンが得られるのに対し,Congealingではある程度の線形(もしくは非線形)の変換を施した上で平均を取るため,こうしたぼけを極小化できる.さらに,何らかの単一の基準に対してアライメントを施すのではなく,相互に摂動させながら妥協点を見出す手法であり,この意味で,本研究課題の目標に合致している.本稿では1000種類のフォントをCongealingにより同時アライメントし,どのような共通形状が得られるかを確認する. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
多フォント認識 / Congealing / 同時アライメント / 共通形状 / 変形モデル / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 113, no. 346, PRMU2013-89, pp. 127-132, 2013年12月. |
資料番号 |
PRMU2013-89 |
発行日 |
2013-12-05 (PRMU) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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