講演抄録/キーワード |
講演名 |
2014-04-24 09:30
スイッチ多段接続時におけるユーザ間の帯域公平制御方式の評価 ○谷口幸子・堀田善文・田中正基・川手竜介(三菱電機) CS2014-1 |
抄録 |
(和) |
アクセス系ネットワークにおいて,ルーラルエリアでも効率的にユーザを収容する方法として,スイッチを多段に接続する構成が有効である.しかしながら,スイッチの多段接続時にはユーザのスイッチ経由段数やスイッチの収容ユーザ数が異なり,ユーザ間で帯域の不公平性が生じてしまう.筆者らは,これらの課題に対し,ユーザ毎にtrTCM (two rate Three Color Marking)によりマーキングし,輻輳時に契約帯域を超えたユーザのフレームをWRED(Weighted Random Early Discard)で廃棄することで入力帯域を制限し,ユーザ数の比に従ったDRR(Deficit Round Robin)によりキューからフレームを読み出す帯域制御方式を提案する.本稿では,スイッチのQoS(Quality of Service)制御としてFIFO(First In First Out),個別キュー,DRRを用いた従来方式と提案方式の4方式におけるユーザ間の帯域の公平性についてシミュレーションで評価した.その結果,平均スループット2.083Mbpsに対する標準偏差が0.059Mbpsと小さく,提案方式が経済的にユーザ間の帯域公平性を保証する有効な方式であることを示した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
QoS / 帯域制御 / 公平性 / 多段 / カスケード / / / |
(英) |
QoS / Bandwidth Control / Fairness / Cascade / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 17, CS2014-1, pp. 1-6, 2014年4月. |
資料番号 |
CS2014-1 |
発行日 |
2014-04-17 (CS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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CS2014-1 |