講演抄録/キーワード |
講演名 |
2014-05-09 13:35
RSA暗号を利用した組織暗号の一方式 ○村上恭通(阪電通大)・笠原正雄(早大/中大) ISEC2014-2 |
抄録 |
(和) |
従来型の単純な暗号通信システムでは,個人間の通信を前提にしていることが多い.しかしながら,現実には,会社・自治体・医療機関などの組織間で通信を
行う場合や,個人がこれらの組織へ通信を行う場合が多い.
このような組織への機密通信では,個々の情報に応じて復号権限を有する部署が異なることが常である.これを従来の公開鍵システムで実現しようとすると送信者が本来知る必要のない組織内部の構造や担当部署の公開鍵をあらかじめ知っておく必要があり,甚だ不便である.
このように,組織同士または個人と組織間の通信に適した安全で効率的な通信システムの構築が望まれている.
このようなシステムは従来Webベースで構築・運用されているが,公開鍵暗号システムは認証機能を有するなどいくつかの利点がある.
本研究では,RSA暗号を利用した組織暗号を提案する. |
(英) |
Usual cryptosystems suppose the personal communication.
However, the secure and effecitive communication system
is desired on the interorganizational communication.
In this paper, we propose an interorganizational
cryptosystem based on RSA public-key cryptosystem. |
キーワード |
(和) |
組織暗号 / RSA公開鍵暗号 / / / / / / |
(英) |
Interorganizational cryptosytem / RSA public-key cryptosystem / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 114, no. 24, ISEC2014-2, pp. 7-12, 2014年5月. |
資料番号 |
ISEC2014-2 |
発行日 |
2014-05-02 (ISEC) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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ISEC2014-2 |